2026.06.30
『HPCJC×ウィンチケット杯[FⅠ]』前検日取材
皆様、こんにちは。
今回もコラムを担当させていただきます、吉田輪太郎です。
どうぞよろしくお願いいたします。
ここ最近は、各地で長く続く雨や、大きな地震の発生など、不安を感じる出来事が続いております。ニュースを見るたびに、皆様が無事にお過ごしでいらっしゃることを願うばかりです。
お住まいの地域では被害などございませんでしたでしょうか。どうかご自身やご家族の安全を第一に、無理をなさらずお過ごしください。一日も早く穏やかな日常が戻ることを心より願っております。
さて、平塚競輪場では、6月30日(初日)から7月2日(最終日)までの3日間、『HPCJC×ウィンチケット杯[FⅠ]』ナイター開催が行われます。
FⅠ開催ということで、S級・A級ともに実力者が集結し、初日から見応え十分のレースが期待されます。先行選手の力強い走りはもちろん、番手選手の巧みな位置取りや、最後の直線で繰り広げられる迫力満点の差し・捲りの攻防など、競輪ならではの駆け引きを存分に楽しめる開催になりそうです。
元競輪選手としてレースを見ると脚力だけではなく、一瞬の判断やラインの連携、そして勝負どころでの駆け引きにも注目していただきたいと思います。選手達は、その一瞬のために日々厳しい練習を積み重ねています。そうした背景を思い浮かべながら観戦すると、競輪の面白さをより深く感じていただけるのではないでしょうか。
また、ナイター開催ならではの幻想的なバンクの雰囲気も平塚競輪場の魅力の一つです。場内ではお馴染みのグルメや売店、各種イベントも予定されておりますので、ご家族やご友人同士、お一人でもゆっくりと競輪観戦をお楽しみいただけます。
暑さが厳しい季節となりますので、ご来場いただく際は、こまめな水分補給など熱中症対策をしながら、無理のない範囲でお楽しみください。
『HPCJC×ウィンチケット杯[FⅠ]』に出場します、平塚競輪場所属選手のインタビューです。
4レース 2番車 松坂侑亮選手

地元戦を迎える松坂侑亮選手は、「徐々に調子が良くなってきています」と手応えを感じている様子。腰の状態も回復傾向にあり、地元開催ということもあって、コンディションを整えることを重視した調整を行ってきました。
初日は持ち味の自力勝負で勝ち上がりを狙います。兄弟開催にも慣れているだけに気負いはなく、地元ファンの期待を背に積極的なレースを見せてくれるでしょう。
4レース 4番車 河野要選手

初日は松坂侑亮選手の番手を任された河野要選手。「松坂君とは何度も連携していますが、本当に強くて一度も抜けたことがありません」と厚い信頼を寄せています。
雨の影響で思うような練習は積めなかったものの、状態は少しずつ上向きとのこと。まずは松坂選手とのワンツーを決め、地元開催で準決勝進出を目指します。
7レース 6番車 尾崎睦選手

地元・平塚を走る尾崎睦選手は、「平塚を走る時はいつも以上に気持ちが入ります」と地元戦への特別な思いを語りました。
競走間隔が空いたことで十分な練習を積むことができ、調整も順調。さらに、師匠のラストランを青森の現地で見届け、「最後まで諦めない走りを見習いたい」と決意を新たにしました。地元ファンの大声援を力に変え、力強い走りを披露してくれそうです。
9レース 2番車 川越勇星選手

川越勇星選手は初日、自力自在の競走で勝負に挑みます。
前回開催後は治療やマッサージで身体のケアを行い、雨の日が続く中でも室内トレーニングを中心にしっかり調整。「競走で走って感触を確かめたい」と話しており、復調気配を感じさせます。持ち味を生かした自在な立ち回りに期待が集まります。
11レース 1番車 北井佑季選手

地元ファンの大きな期待を背負う北井佑季選手。「調子は変わらず良いと思っています。地元の平塚を走るのは特別な感じがします」と地元戦への思いを口にしました。
中3日での開催となりますが、次走のGⅡも見据え、あえて調整を入れずにしっかりと練習を積んできました。「主導権を取って優勝できるよう頑張ります」と力強く意気込みを語っており、持ち前の積極策でレースを引っ張る走りに注目です。
11レース 4番車 松坂洋平選手

北井佑季選手の番手を固める松坂洋平選手。「北井君とは何度も連携していて強さは十分分かっています。離れないようにしっかり付いていきたい」と信頼を寄せています。
疲労を抜きながらコンディションを整えてきましたが、久留米での落車による影響で現在も1月の鎖骨骨折のワイヤーによる固定が残り、そのワイヤーがずれて痛みを抱えながらの参戦。それでも地元開催への思いは強く、北井選手との息の合った連係から上位進出を狙います。
続きましては、ピックアップ選手のインタビューです。
2レース 6番車 枠元一葵選手

初日は自力勝負に挑む枠元一葵選手。「自分は重いバンクが好きですが、平塚は軽くて走りやすいイメージがあります」と平塚バンクへの印象を語りました。
連日の雨で疲労が抜けにくい状況だったものの、前検日でしっかりとリフレッシュし、万全の状態でレースに臨む予定です。持ち味である積極的な走りを披露し、主導権争いの中心となるか注目が集まります。
3レース 6番車 菅田和宏選手

ベテランの菅田和宏選手は、「少しずつ調子は良くなってきています」と復調を実感しています。
前回開催では3日間すべてで主導権を握る積極的な競走を見せ、「まだ追い込みにはなりきれていないので、自力で頑張りたい」と力強くコメント。豊富な経験と積極果敢なレース運びで、初日から存在感を示してくれそうです。
6レース 2番車 西島叶子選手

前回開催で好成績を収めた西島叶子選手ですが、「展開に恵まれた部分もあったので、まだまだ力を付けないといけません」と冷静に自己分析。
雨の影響で思うような練習は積めなかったものの、「良い調子は維持できています」と状態には手応えを感じています。着実に力を付けている若手だけに、今回も積極的な走りで上位進出を狙います。
12レース 2番車 根田空史選手

初日のメインレースに登場する根田空史選手は、持ち味の自力勝負で優勝候補の一角を担います。
宮杯前後は過密日程の影響から坐骨神経痛に悩まされましたが、中7日の調整期間では前半を治療に充て、後半は状態を確認しながら練習を積んできました。
さらに、今開催から修理を終えたフレームを使用。「競走で感触を確かめながら走りたい」と話しており、新しいセッティングが好結果につながるか注目です。スピードあふれる仕掛けでファンを沸かせる走りに期待したいところです。
12レース 3番車 村田雅一選手

中釜章成選手の番手を任される村田雅一選手。中7日間の調整期間は総会などで多忙な日々を送りながらも、宮杯の疲れをしっかりと取り除き、コンディションを整えてきました。
豊富な経験を誇る実力者だけに、レースでは冷静な判断と巧みな立ち回りが持ち味。中釜選手との連係を生かし、好機を逃さず上位進出を目指します。ラインの結束力にも注目したい一戦です。
今回の『HPCJC×ウィンチケット杯[FⅠ]』も、選手達による熱い戦いが3日間にわたって繰り広げられます。ぜひ平塚競輪場へお越しいただき、選手達へ熱いご声援を送っていただければ幸いです。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
この記事を書いた人

- 吉田輪太郎

