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BANKREPORT

湘南バンクポート

2026.06.22

『オッズパーク杯[FⅠ]』を終えて

皆様、こんにちは。今回もコラムを担当いたします、吉田輪太郎です。

平塚競輪場では、6月19日(初日)から6月21日(最終日)までの3日間、『オッズパーク杯[FⅠ]』デイ開催が行われました。梅雨の時期ではありましたが、開催期間中は選手たちの熱い走りによって天候を感じさせないほどの盛り上がりを見せました。積極的な先行勝負や鋭いまくり、最後の直線での激しい追い比べなど、連日見応えのあるレースが続き、ご来場いただいたお客様も大いに楽しんでいただけたのではないでしょうか。

また、場内イベントやグルメも賑わいを見せ、レースとともに平塚競輪場ならではの雰囲気を満喫できる3日間となりました。選手たちが一戦一戦に全力を注ぐ姿からは、勝利への強い思いが伝わってきました。

それでは今回のコラムでは、開催を締めくくった決勝戦を中心に、優勝レースの模様を振り返っていきたいと思います。各選手がどのような戦略でレースに臨み、勝負どころでどのような動きを見せたのか。優勝を掴み取った選手の走りとともに、レースのポイントを振り返っていきましょう。

 

まず初めに、11レースA級決勝戦で優勝をした選手は・・・

茨城県 80期 浦川 尊明 選手でした!

号砲が鳴り、スタートを取ったのは5番車の後藤彰仁選手からの ③⑤⑥ ④➀ ②⑦ で始まり、

レースが動いたのは残り2周の赤板です。後方に構えていた②山崎選手が上昇し、一気に先頭へ。さらに④桐山選手も前へ踏み込んで主導権を狙いましたが、②山崎選手が突っ張って先頭を譲りません。しかし、その動きの中で⑦浦川選手が離れてしまい、②山崎選手の後位には④桐山選手が入る形となりました。

迎えた打鐘では、③出口選手が果敢に発進。迷うことなく先行態勢へ入り、レースは一気に激しさを増していきます。これに反応した④桐山選手も仕掛け、自力型同士による激しい主導権争いが繰り広げられました。

最終バックから3コーナーにかけては各選手が勝負どころを見極めながら位置取りを争う展開。④桐山選手は②山崎選手の後位へ戻り、直線勝負に備えます。

そして迎えた最終4コーナー。混戦となった前団を尻目に、外を鋭く伸びてきたのが⑦浦川選手でした。道中で離れる不利がありながらも冷静に立て直し、直線ではベテランらしい鋭い差し脚を披露。そのまま力強く伸び切り、見事に1着でゴールを駆け抜けました。

2着には脚を溜めて直線勝負に懸けた⑤後藤選手、3着には果敢に主導権争いを演じた③出口選手が入り、3連単は「7-5-3」で決着となりました。

レース序盤でラインが崩れる難しい展開となりましたが、浦川選手は慌てることなく冷静に対応。長年にわたり第一線で活躍してきた経験と確かな技術を存分に発揮し、決勝戦にふさわしい見事な優勝を飾りました。

今回の優勝を弾みに、今後のさらなる活躍にも大きな期待が集まります。

浦川尊明選手、優勝おめでとうございます!

 

 

 

 

続きましては、12レースS級決勝戦で優勝をした選手は・・・

神奈川県 127期 野中 龍之介 選手でした!

レースを振り返ります。

初手の並びが ➀⑦ ➃⑥③ ② ⑤ で始まります。

レースが動いたのは残り2周の赤板前でした。4番車の阿部英斗選手が前へ上がり、先頭に立っていた1番車の窓場千加頼選手を抑えます。➀窓場選手は一度4番手まで下がりましたが、その外には2番車の野中龍之介選手が並走。さらに先頭の④阿部選手が後続を警戒してイエローライン付近まで上がると、その隙を逃さず5番車の嵯峨昇喜郎選手が内を突いて進出し、➀窓場選手の内側へ。これによりレースは激しい位置取り争いとなり、➀窓場選手は後方へと下げられました。

隊列は④⑥③ ⑤ ② ①⑦という形で最終周回を迎えます。

残り1周からは先頭の④阿部選手が一気にペースを上げ、力強い先行勝負を展開。後続を引き離しにかかります。しかし、最終2コーナーから⑤嵯峨選手が鋭いまくりを放つと、その後ろから②野中選手も追走。両者が勢いよく前団との差を詰めていきます。

最終バックから2センターにかけて、⑤嵯峨選手と②野中選手が先行する④阿部選手に追いつき、勝負は直線へ。最後は⑤嵯峨選手との踏み合いを制した②野中選手が鋭く伸び、見事1着でゴールを駆け抜けました。

2着には力強いまくりでレースを盛り上げた⑤嵯峨選手、3着には先行した④阿部選手の番手で脚を溜め、最後まで粘りを見せた⑥東矢昇太選手が入り、3連単「2-5-6」で決着となりました。

位置取りが目まぐるしく入れ替わる難しい展開の中でも、②野中選手は冷静にレースを運び、勝負どころでは迷いなく仕掛けて優勝を掴み取りました。直線で見せた力強い伸びはまさに圧巻で、今後のさらなる飛躍を予感させる内容だったのではないでしょうか。

野中龍之介選手、S級初優勝おめでとうございます! 今回の優勝を弾みに、これからのS級戦線でのさらなる活躍にも期待したいと思います。

 

 

次回は6月30日から7月2日までの『第74回湘南ひらつか七夕まつり[FⅠ]』ナイター開催が行われます。

平塚市を代表する夏の風物詩「湘南ひらつか七夕まつり」の名を冠した開催ということもあり、レースはもちろんのこと、場内もお祭りムードに包まれる特別な3日間となります。実力ある選手たちによる白熱したレースや、ナイター競輪ならではのスピード感あふれる走りは見応え十分です。照明に照らされたバンクを駆け抜ける選手たちの迫力は、ぜひ会場で体感していただきたい魅力のひとつです。

また、場内ではお馴染みのグルメやイベントもお楽しみいただけますので、ご家族やご友人と一緒に一日を通してお楽しみいただけるのではないでしょうか。競輪ファンの方はもちろん、「競輪を見たことがない」という方にも気軽にお越しいただきたい開催です。

夏の訪れを感じるこの季節、熱いレースと楽しいイベントが皆様をお待ちしております。ぜひ平塚競輪場へ足を運んでいただき、選手たちへの熱いご声援をお願いいたします。

皆様のご来場を心よりお待ちしております!

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

  • 吉田輪太郎
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