閉じる

BANKREPORT

湘南バンクポート

2023.06.01

競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]を終えて

皆様、平塚競輪場で5月29日から31日までミッドナイト開催の『競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]」はいかがだったでしょうか?

夜は肌寒い日が続いたと思いますが、そんな中『競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]」の観戦をありがとうございました。

今回もコラムの記事を書かせていただきます吉田輪太郎です。よろしくお願いいたします。

5月31日の最終日にはメインレースとして、A級決勝戦とチャレンジ決勝戦の2つの決勝戦が行われました。

まずは8Rチャレンジ決勝戦です。

優勝をしたしたのは・・・

東京都 121期の長谷川 飛向 選手でした!

 

レースは3分戦でラインの先頭は121期生の同期対決になりました。

号砲がなり初手は①⑤⑦ ②⑥ ③④

レース残り2周の赤版、誘導退避の所で後方から3番車の比佐 宝太選手(福島)が押さえて、打鐘では各ラインの主導権争いになり残り1周では3番車の比佐選手が先行をしてその後ろを内側に1番車の長谷川選手、外側に2番車の添田龍児選手が並走になり2コーナーで添田選手が徐々に後退しかけていった時に満を持して1番車の長谷川選手が番手捲りをして、そのまま1着ゴールをして優勝をしました。

2着には逃げた比佐選手、3着には目標にしていた添田選手がいなくなっても前々に踏み込んだ藤田 和彦選手(神奈川)の①ー③ー⑥で決着しました。

優勝候補でもあった、地元選手の添田選手は前検日取材をさせてもらった時に話をしていたのですが「後ろからの戦法が苦手意識がある。」と言っていましたが正に決勝戦で失敗をしてしまったので、先輩に沢山のアドバイスを聞いて、そのアドバイスを生かして経験を積んで神奈川を代表する自力屋になって頑張ってもらいたいです。

また、来期はA級2班に昇級する藤田和彦選手にまだまだ頑張ってもらいたいです!

←前検日に写真を撮った藤田選手

 

同期対決を制して完全優勝をした長谷川飛向選手、優勝おめでとうございます!

また、長谷川選手は6月に久留米競輪場で行われるレインボーカップチャレンジファイナルに出場予定なのでどんな走りを見せてくれるのか楽しみですね!

 

続いて、9RA級決勝戦です。

優勝をしたしたのは・・・

静岡県 85期 小林 則之 選手でした!

初手は少し牽制気味からの⑥④ ③①⑦ ⑤②

残り2周から5番車の佐々木 吉徳 選手(秋田県 100期)が先頭に躍り出て、東北ラインの後ろを高橋 泰裕 選手(埼玉県107期)が先頭の関東ラインの追走となり、6番車の増田 利明 選手(静岡県81期)は後方6番手まで下がる展開になりました。

しかし、打鐘で残り1周半になっても先頭にいる、5番車の佐々木選手がペースを流しているところを一気にかまし先行で先頭に立った増田選手の3番手を位置取りがシビアな3番車の高橋選手が続いていき、最終2センターから先行をしている増田選手と車間を開けながら後ろの動きを見て、番手から抜け出しての小林選手の優勝で決まりました。

2着には高橋選手から差し切った、1番車の矢島 一弥 選手(群馬県92期)で3着には3番車の高橋選手の④ー①ー③で決まりました。

 

小林則之選手、優勝おめでとうございます!

優勝インタビューで小林選手が「増田君とは練習仲間で普段は人の後ろを走るスタイルはやっていないが、増田君のことを一言でいうと弟子みたいに思っていて、初連携だったのですが信頼をして着いていきました。」とコメントを聞いて、増田選手のレースの動きに納得が出来ました。また、そんな人間臭いところも競輪の醍醐味だと自分は思います。

しかし、それを度外視しても今開催の増田選手の動きが良かったので次回出走も好走してくれるんじゃないかと感じたので注目したいと思います。

 

次回の平塚開催は6月16日から始まります『チャリロト杯[FⅠ]』です。今度の開催はデイレースで週末に行われるので場内の食堂でご飯を堪能しながらの競輪観戦が出来る『チャリロト杯[FⅠ]』に足を運んでみるのはいかかでしょうか?

皆様のご来場お待ちしております。

 

 

リンクバナー開く