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BANKREPORT

湘南バンクポート

2019.08.04

セクメス!リトアニア杯[FⅡ]を終えて

みなさんこんばんは!木三原さくらです。
セクメス!リトアニア杯、今シリーズはA級1・2班戦、ガールズケイリン、A級チャレンジ戦の3つのクラスのレースが行われました。
最終日の今日は決勝戦3連発。

まずチャレンジ決勝。
新人115期選手4名とも決勝に進出し、その他にも1・2班戦からの降級組もいて大激戦でしたね。
そんな決勝戦を制したのは福島の伊藤奎選手。5番手から逃げた小畑選手、先に捲りをうっていた武田選手を飲み込んで2場所連続の優勝となりました!

続いてはガールズケイリン決勝。
人気は鈴木奈央選手、梶田舞選手に集中していました。
人気両者の位置取りは鈴木選手が2番手、梶田選手は4番手となり、お互いを意識し、相手の出方をうかがう形でレースはゆっくりと動いていきました。
2コーナー過ぎに鈴木選手が加速を始め、梶田選手もバックで仕掛けていくのですが、外に浮いてしまい苦しい展開に。
鈴木選手が最後まで押し切り、その鈴木選手をマークした蓑田選手が2着、梶田選手は3着となり、3連単は少しおいしい配当となりました。
鈴木選手は初日のコメントから「シャンパンファイトがしたい」とお話しされていましたが、有言実行表彰式に華麗なシャンパンファイトを決めてくれました。

その模様はウィンディくんのツイッターに上がっているので見逃した方はぜひチェックしてくださいね!

そしてA級決勝戦。
準決勝戦ではアクシデントもあり波乱もありましたが、強力なメンバーが揃いました。
そんな中優勝を決めたのは埼玉の笠松将太選手。なんと逃げ切っての優勝!
勝利者インタビューでは「まさか逃げ切れるとは思っていなかった」とお話しされていましたが、迷いのない先行は他の選手を寄せ付けず、とてもかっこよかったですね!!

さて、ここまで決勝戦を振り返りましたが、どうしてももう1レース、語らずにはいられないレースがありました。
それは今日の第6R、チャレンジ一般競走です。
このレースの6番車加藤剛選手が、今開催で競輪選手を引退することを決めていました。
今日はラストラン。選手紹介から加藤選手の愛称「ごうさーん!」という声援がたくさんとんでいました。

私も発走機の近くまで行きレースを見ていました。
加藤選手に声援を送るお客様たちは年齢も性別も様々。若い方も年配の方もいらっしゃいました。目の前にいたおじいちゃんもこれが最後の応援と声を出して加藤選手にエールを送っていました。
1991年8月7日のデビューから約28年。加藤選手がこの28年間でたくさんのファンの心に残るレースをされてきたのだと改めて感じた瞬間でした。
レースを終えてお客さんの声援に応えてバンクを後にした加藤選手。その姿が敢闘門の中に消えるまで、ホーム側にいたファンもバンクを離れず、最後の最後まで拍手を送っていました。

加藤選手本当にお疲れさまでした!

今回ドラマがたくさんつまった開催となりました。
この夏の思い出のひとつとして、平塚競輪でのレースがみなさんの記憶に残ったらうれしいです。

また、今開催はリトアニア杯でした。
リトアニアには自転車競技の強い選手がいるそうで、なんと8月10日から平塚競輪場でテストトレーニングを行うそうです。
2020年のオリンピックに出場する可能性のある選手の走りを生で見れちゃいます!
ぜひ世界の走りを見に来てください。
詳しくは平塚市のホームページをご覧ください。
リトアニア共和国自転車競技チームとの交流事業詳細

最後に次回の平塚競輪は9月9日から行われるFⅠナイター「湘南しらす 丸八丸杯」です!
1か月空きますが、みなさん素敵な夏をお過ごしくださいね。
また9月にお会いできることを楽しみにしてます♪

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