閉じる

BANKREPORT

湘南バンクポート

2024.03.21

『JC×HPCJC×リンカイ杯[FⅠ]』を終えて

こんにちは、吉田輪太郎です。

このたびは、久しぶりの本場開催にご来場いただき、また画面越しの視聴いただいたお客様に心から感謝申し上げます。

ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。お越しいただいたことで、競輪場に一層の活気が生まれ、熱いレースが繰り広げられました。皆様の笑顔や熱い声援が、選手たちに力を与え、素晴らしい熱戦が展開されました。

そして、視聴いただいた皆様にも、心から感謝申し上げます。お忙しい中、テレビやオンライン配信で競輪をご覧いただき、私たちの競輪に対する情熱を分かち合っていただき、本当にありがとうございます。

久しぶりの本場開催は、特別な時間になったと思います。

そんな平塚競輪場で行われた『JC×HPCJC×リンカイ杯[FⅠ]』では、

3月20日の最終日に3つの決勝戦をメインにしたレースがありました。

 

まず初めに10レースA級決勝戦で優勝をした選手は・・・

徳島県 115期 蒋野 翔太選手でした!

号砲が鳴り、初手の並びが④ ③ ⑦① ➅②⑤ から始まります。

残り2周の赤板目掛けて、6番車の小川将二郎選手が勢い良く先頭に出て、初手に前にいた4番車の近谷涼選手、3番車の北川大五郎選手は中団に収まって、南関ラインは後方で前の動きをみている感じに見えました。

打鐘が鳴っても動きはなく⑥小川選手は後ろの動きを見ながら徐々にスピードを上げて先行をしていき、最終1センターから4番手にいた④近谷選手が早めに捲りにいくと、その動きを見ていた2番車の蒋野選手が⑥小川選手から番手捲りで④近谷選手を併せきって、そのまま1着ゴールを決めました。

2着には最終3コーナーの大外から捲りをした、③北川選手で、3着には④近谷選手の2-3-4で決着となりました。

同県の後輩がしっかりと先行をしてくれて、優勝が出来て嬉しさが倍増したと思われる

蒋野翔太選手、優勝おめでとうございます!

 

 

続いては11レースL級ガールズ決勝戦で優勝をした選手は・・・

埼玉県 112期 飯田 風音 選手でした!

初手の並びが⑥ ① ④ ③ ② ⑤ ➆から始まります。

残り1周半を過ぎて打鐘が鳴りますが誰も動かず、自力を心掛けている6番車の五味田奈穂選手が徐々にスピードを上げて先行態勢に入っている時に2番車の飯田風音選手が持ち味のスピードを活かしてスパートをかけて先頭に上がっていきました。②飯田選手が先頭に立つと、②飯田選手の後ろを⑥五味田選手、1番車の高木佑真選手、4番車の山口伊吹選手の3車並走になって熾烈な争いをしてる中、②飯田選手が後ろの選手を引き離しながら1着ゴールを決めました。

2着には3車並走から勝ち上がって①高木選手が入り、3着には⑥五味田選手がゴールを決めての2-1-6で決着が着きました。

脚の状態も良さそうで、スピードを活かした戦法で優勝を決めた、

飯田風音選手、優勝おめでとうございます!

 

 

そして、12レースS級決勝戦で優勝をした選手は・・・

神奈川県 99期 郡司 浩平 でした!

 

号砲が鳴り、S(スタート)を取ったのは1番車の郡司浩平選手が取って、並びが

➆①⑤ ② ③ ④⑥でレースが進んできます。

残り2周から後方にいた④⑥の東京ラインが先頭に出ようとしましたが、7番車の渡邉雅也選手が車間を開けて4番車の武田亮選手の動きを見ながら突っ張りました。④武田選手は突っ張られて後方に戻り態勢を整えました。その動きがあった時に3番車の小川勇介選手が2番車の伊藤信選手の内をすくって4番手まで上がってきました。打鐘が鳴る前から⑦渡邉選手は早くも全開でスピードを上げて先行をして、番手にいた1番車の郡司浩平選手は冷静に後ろの動きを見て走っているように見えました。④武田選手が後方から仕掛けると、その動きを見ていた①郡司選手は番手発進をして、そのままのスピードを維持して1着ゴールを決めました。

2着には①郡司選手の後ろをまわった5番車の東龍之介が入り、3着には勝負所で4番手を確保した③小川選手の1-5-3で決着が着きました。

 

今開催の『JC×HPCJC×リンカイ杯[FⅠ]』を走る前に読売新聞社杯全日本選抜競輪で優勝を果たし、精神的に楽な気持ちで走れたと思います。なぜなら、優勝という成果は、選手に自信を与える効果があるからです。優勝を果たした選手は、次のレースに向けて自信を持って臨むことが出来ます。彼らは自分の力を信じ、積極的にレースに取り組むことができ最高のパフォーマンスを見せることが出来るのではないかと自分は思います。

それでも、負けられないプレッシャーの中でも、完全優勝を果たした郡司浩平選手、優勝おめでとうございます!

 

 

次回の開催は今年最初のモーニング開催の『能登半島支援 オッズパーク杯[FⅡ]』となります。この開催もイベントも沢山あり、開門時間も8時00分で、開門時間に合わせて、競輪場では様々な魅力的なイベントやレースが用意されています。朝からウキウキとした気持ちで、競輪の興奮を味わいながら、楽しいひと時を過ごしていただける事と思いますので、皆様に楽しんでいただけるよう、心よりご来場をお待ちしております。

 

 

 

 

この記事を書いた人

  • 吉田輪太郎
リンクバナー開く