2024.04.22
『チャリロト杯[FⅡ]』を終えて
お世話になっております。
吉田輪太郎です。
この度は、自分の体調に関するご心配とお気遣い、本当にありがとうございました。
皆様に必要が無いと思われますが嬉しい事に、最近の数日間で体調が少しずつ良くなってきている事をお知らせいたします。
おかげさまで、ご支援を受けながら、少しずつ元気を取り戻しています。
日々の暮らしに戻る喜びを感じながら、引き続き自身の健康管理に努めてまいります。皆様の温かなご配慮に支えられ、心から感謝しております。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
自分の近況報告はこのぐらいにして、バンクレポートのお話に移りたいと思います。
4月19日から4月21日までの3日間、平塚競輪場で『チャリロト杯[FⅡ]』モーニング開催が行われました。
その、『チャリロト杯[FⅡ]』モーニング開催の決勝戦で優勝をした選手は・・・
福島県 88期 坂口 卓士 選手 でした!
号砲が鳴り、スタートの並びが
④⑦ ①⑤ ② ③➅ から始まります。
動きがあったのは残り2周の赤板をめがけて先頭を取りに行った、直近4ヶ月の成績でバック本数を22本持っている、3番車の石田典大選手でした。
ですが、③石田選手が前に出た動きに合わせて、強引に1番車の岡部伶音選手が③石田選手を抑えて前に出て、残り1周半の打鐘が鳴りました。
2番車、石川航大選手の動きを見て、3番手にいた③石田選手が再び動いて先行をしにいきました。その動きに③石田選手の後ろにいた6番車の山中崇弘選手が離れてしまい、代わりに③石田選手の後ろに①岡部選手と➁石川選手が並走の展開になりました。
最終2コーナーから②石川選手が捲り勝負にいきましたが③石田選手が粘りをみせて先行をして、2車並走でモガキあいます。
そして、最終4コーナーを過ぎて最後の直線まで②石川選手、③石田選手のモガキが続き、このまま2人の優勝争いかと思った時に脚を溜め、狙いを澄まして②石川選手、③石田選手の間を割って入り、自転車が伸びた5番車の坂口卓士選手が1着ゴールを決めました。
2着には②石川選手で3着には③石田選手の5-2-3で決着が着きました。
「前々期の平塚ミッドナイトでの失格で今期は降班して、その悔しい気持ちがあったから今回はどうしても優勝したかったし、思いが強すぎてついガッツポーズも出ちゃいました。」と坂口選手が優勝者コメントをしていたのですが前検日取材の時も同じ様なお話を聞いていて、その時には気持ちを切り替えて減量も始めていき、それが良いキッカケになり、今の好調の維持も出来ているそうです。
坂口選手は自分と同期、同級生でしたが、もし私が選手として活躍していたとしたら、自分の現役時代よりも競技レベルが上がっている中で優勝することの偉大さについて、皆様にお伝えしたいと思います。
競技レベルが上がる中で優勝することは、決して容易なことではありません。それは、日々の努力と献身、そして困難に立ち向かう強い意志が必要とされるからです。競技のレベルが上がる中で、他の選手たちも進化し続けています。その中で優勝するには、自身の能力を最大限に発揮し、その上でさらなる高みを目指す必要があります。
そのため、自分の現役時代よりも競技レベルが上がっている中で優勝することは、驚異的な偉業と言えます。それは、選手としての成長と向上心、そして不屈の精神を示す証でもあります。そのような状況で優勝することは、単なる勝利以上の意味を持ちます。それは、自己を超える力と、不可能を可能にする意志の表れなのです。
したがって、競技レベルが上がる中で優勝することは、選手としての努力と情熱、そして絶え間ない挑戦と克服が詰まっています。そのような達成感と喜びは、言葉では表現しきれないほどのものです。
競輪の世界で優勝する事がどれだけ素晴らしい事なのか、皆様にもぜひ感じていただきたいと思います。
長々と話してしまいましたが、
坂口卓士選手、優勝おめでとうございます!
平塚競輪場で次回の開催は4月23日から4月25日からで今年度初ナイター開催『湘南クリーンサイクル杯[FⅠ]』となります。『チャリロト杯[FⅡ]』モーニング開催が終わったばかりですが、
モーニング開催とは一味違う、ナイター開催での競輪を楽しんで下さい!
夜の競輪は、特別な雰囲気が漂います。ライトアップされたトラック、輝く選手たちの戦い、そして熱気溢れる観客の歓声が競技場を包みます。モーニングとは異なる雰囲気を楽しんでいただけることでしょう。
当日は、様々なイベントも開催されます。レースの合間には、特別なショーが行われたり、楽しい時間が待っています。また、食堂売店では、美味しい飲食をお楽しみいただけます。名物料理やお酒を味わいながら、友人や家族との素敵な時間を過ごしましょう。
競輪だけでなく、ナイター開催ならではの楽しみ方をぜひ体験してください。心地よい夜風の中、競技とエンターテイメントを存分にお楽しみ下さい。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
この記事を書いた人
- 吉田輪太郎