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OUTLOOK

開催展望

FⅠ 湘南クリーンサイクル杯

2026.01.08~2025.12.10

 開催展望

熱戦のグランプリの興奮冷めやらぬ中、新年一発目の開催は湘南クリーンサイクル杯。各地から実力者が集結して熱く激しい戦いが繰り広げられる。

層の厚さでは関東がやや優勢か。佐々木悠葵は昨年は長い距離踏む積極的なレースが増えたし、いざとなれば何でも出来る自在性もある。長島大介も仕掛けのタイミングはうまいし平塚バンクを好走する。この2大長距離砲をまとめるのは諸橋愛。番手の仕事はキッチリだし、直線のキメ脚は確かだ。

東北勢も侮れない。予選から山崎歩夢が勝ち上がってくれば佐藤友和や飯野祐太らと連係して別線を脅かす存在となる。

地元からは嶋津拓弥が参戦。ライン的にはやや手薄だが、自ら自在戦で切り拓くか、他地区との連係も視野に上位進出を狙う。

遠征からは村上博幸に注目。目標が行き切れば勝ち切る脚があるし、たとえ不利な位置からでも突っ込んでくるので最後まで目が離せない。九州からは攻め幅広い松岡辰泰、同県の松川高大の活躍に期待が懸かる。

A級戦は塩崎隼秀のスピードが上位だ。タイミング逃さず巻き返し決めれば完全優勝も狙える力の持ち主。積極策で調子を上げて来た船瀬惇平も魅力あるし、自在な谷口明正も位置と仕掛け次第では。

ホームの北井佑季は長期にわたり戦線離脱してからの復帰戦となる。レース勘も含めてどこまで戦えるか注目したい。

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