８月１５日からの平塚競輪はモーニング開催。オールＡ級３班による７レース制で行われる。

注目は静岡の新鋭、丸山留依だろう。父は丸山啓一の二世レーサー。本デビュー戦の青森、そして静岡と完全優勝を果たした。学生時代から自転車競技で活躍し数々の実績を残して輪界入り。将来性抜群の大器であり、今節も持ち前の機動力を見せつけたい。今節完全Ｖを果たし特別昇班を目指す。

同期の山本和瑳、三浦生誠も丸山に負けじと奮戦したい。山本は小原太樹門下で新進気鋭の若手が揃う環境で飛躍が期待できる一人。師匠や先輩青野将大、塩島嵩一朗に続きたい。三浦は師匠の佐藤博紀の様にスピードを発揮できるレースなら将来は楽しみ。山本は伊藤翼らと、三浦は斉藤紳一朗、前川裕希、相澤恵一らとの連係が有力。

新人を相手に存在感を見せつけたいのは成海大聖。今期はチャレンジ戦での戦いとなるが、目下二連続優勝と、さすがの走りを見せている。ラインの別所秀幸や永田準一との連係で新人を苦しめたい。

自力の個性派が揃う増成富夫、野見泰要、隅田幸助らの中国勢、個性派追い込み陣が揃う宮澤晃、本間慎吾、堀勝政らの関東勢にも注目したい。