10月25日から開催される平塚競輪は、Ｆ2ナイター。多摩川電気杯としてガールズケイリンも含めた１２レース制で行われる。

地元の中心は能代谷元(神奈川)。自在戦から積極策までこなし、安定した成績だが今年は優勝がなく、この地元戦で決めたいところ。最も層が厚いのは、九州勢。松本秀之慎(熊本)－松岡孔明(熊本)の熊本コンビを中心に原井剣也(福岡)、前田義和(鹿児島)らも揃い戦力は充実。パワフルな自力が持ち味の岡田亮太(東京)と鈴木謙二(東京)の東京両者も優勝戦線に名乗りを上げてきそうだ。

チャレンジ戦は関東勢が圧倒的な戦力を誇る。福田稔希(栃木)、中島竜誠(山梨)、今井希(埼玉)のルーキー三人に加え、自在性もある阿久津浩之(東京)らも揃う。北日本と南関はそれぞれ佐々木亮太(青森)と神尾敬冬(静岡)の機動力が頼みとなりそうだ。遠征勢はルーキー寺師幸成(鹿児島)が参戦するが、やや劣勢となりそう。

ガールズケイリンは當銘直美(愛知)がＶ候補の筆頭。当地はまずまずの成績を残しており、目立った同型が居ないのもプラス材料。他には那須萌美(宮崎)、藤田まりあ(埼玉)、松本詩乃(東京)らの実力者が参戦。