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BANKREPORT

湘南バンクポート

2020.12.31

KEIRINグランプリ2020[GP]を終えて

2020年12月30日16時30分。今年最後で最高峰のレースの号砲がなりました。
『KEIRINグランプリ2020』今年の競輪選手たちの頂点を決める一戦です。

優勝したのは千葉の和田健太郎選手。初出場で優勝を勝ち取りました。
和田選手は神奈川の郡司浩平選手と連携。脇本選手の先行でレース動き、郡司選手は残り1周すぎの1センター5番手から捲りを仕掛けます。
しかし前にいた清水裕友選手の動きにあおられ伸びません。
その清水選手が松浦選手の内から切り替え追い込んだ時に、和田選手もそこに乗っていきました。
まさにビクトリーロード!
最後の直線、和田選手の前のコースが空き、一気に追い込んで逃げた脇本選手を抜きさり、グランプリウィナーとなりました!!!

前検日には赤いS級S班のレーサーパンツが慣れないと話てくれた和田選手ですが、2021年は赤パンだけではなく1番車のグランプリチャンピオンユニフォームで戦います!
たくさんのプレッシャーを今から感じているとインタビューでは答えてましたが、さらなる活躍に期待したいですね!

 

また、初日28日にはガールズグランプリ、29日にはヤンググランプリが行われました。
ガールズグランプリは福岡の児玉碧衣選手の3連覇!
残り1周で先行したのは地元の佐藤水菜選手。そこに東京の高木真備選手も続いたのですが、児玉選手は2コーナーから捲りをしかけ二人とも飲み込んでしまいます。
そして後続を振り切り優勝。前人未踏の3連覇です!
本当に強い!!!この一言に尽きます。

表彰式では「自分の走りを見て元気になってくれたら」と話されていた児玉選手。
圧巻の走りは見ていた人に元気とパワーを与えたに違いありません!

 

そしてそして、ヤンググランプリは地元の松井宏佑選手が見事優勝しました!!!

前受からどっしり構えた縦長8番手。北日本のカマシ先行を2コーナーから一気に捲って見事優勝を勝ち取りました!
昨年の雪辱を地元でしっかりと果たした松井選手。
平塚競輪に携わる者の一人として本当に嬉しかった!ありがとう!と伝えたい気持ちです。
目指す先はKEIRINグランプリ。
このタイトルをとったことでまたさらに2021年が飛躍の1年となることを楽しみにしています!

 

また3日間を通して行われた寺内大吉杯の優勝は茨城の吉田拓矢選手でした。
後方に置かれる展開となりましたが、最後の直線で外を伸びての1着ゴール。
寺内大吉杯を完全優勝で締めくくりました!

 

 

新型コロナウィルス蔓延による影響で、今年は相次いで競輪の開催が中止となりました。
4月に予定していた平塚競輪の開設記念もそのひとつ。
あの時の悔しさや不安な気持ちを考えると、無事KEIRINグランプリのシリーズを3日間終えられたことに心からほっとしています。
入場制限もあり、競輪ファンの多くはグランプリを画面越しに見ることになったと思います。
それでも湘南バンクで行われた白熱のレース、たくさんのドラマを見届けていただき、たくさんの応援、そしてご投票本当にありがとうございました!
来年20201年はより良い年になりますように。
またたくさんの人に平塚競輪を楽しんでもらえますように。
そう願っています。

 

2021年の平塚競輪本場開催は月28日から!
FⅡデイレース『ガルコレTR・クルマくるー杯』が行われます。
松阪競輪で3月に開催予定のウィナーズカップ内で行われる「ガールズケイリンコレクション」出場権をかけた争いです。
地元の尾崎睦選手も出場します!

今回のグランプリシリーズ前検日、次点の尾崎選手もメンバーが確定するまで検車場に来ていました。
来年(2021年)の目標はとたずねるとハッキリと
「来年こそは!です!!!」
と答えてくれました。
ぜひ来年のガールズグランプリを走る尾崎選手の姿が見られますように、次の戦いがまた始まろうとしています。
2021年も平塚所属選手の応援よろしくお願い致します!!!!!

 

 

最後になりましたが、今年1年も本当にありがとうございました!
また来年も平塚競輪をよろしくお願いいたします✨

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