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BANKREPORT

湘南バンクポート

2020.06.12

DMM競輪杯[FⅠ]を終えて


みなさんこんばんは!木三原さくらです。
平塚競輪『DMM競輪杯』FⅠナイターの開催が終了しました。
初日はかための配当、2日目は荒れに荒れて高配当が続出!

そして最終日の今日。A級S級共に、波乱の決着となりました。

車輪の音が離れていても聞こえてくるような静かな湘南バンクで行われた決勝戦。
お客さんがいたらどこでどんなどよめきや歓声があがったのかな?と思いながらレースを見ていました。



まずはA級戦。
宮城の太田将成選手から4車、栃木の磯田旭選手から3車、そして地元神奈川の加藤健一選手から2車の3分戦でした。
太田選手の番手の佐藤雅彦選手が前節からタテ脚が好調そう、太田選手という強い味方を得て、人気が集まっていました。
しかし、強力なラインであればあるほどすんなり走れないのが競輪(もちろんすんなり走れる場合もありますが)。
磯田選手がその位置を狙っていました。
残り1周手前で佐藤選手は太田選手の番手を奪われてしまい、万事休すかと思いきや、4番手で立て直し3コーナーから捲って優勝を決めました!番手を奪った磯田選手は太田選手の後ろから番手枕を打ちましたが、最終的に佐藤選手に飲み込まれ、5着という結果になりました。
2着には平塚好相性の小笠原昭太選手が大外を伸び、地元ホームバンクの柴田功一郎選手は3着という結果になりました。

柴田選手といえば!
2日目の準決勝戦1着でその日1番の高配当を叩き出しましたね。
決勝戦も、磯田選手の後ろをさばいて位置を確保するなど、気迫を感じました。
長いステイホーム期間からの2場所目で地元戦。選手の気持ちの持っていき方など、難しいことも多くあったと思いますが、地元で魅せてくれました。


神奈川ラインが後ろから上がったところで一段階場内が盛り上がり、
最終ホーム手前で磯田選手が太田選手の番手に入ったところでどよめき、
柴田選手が3番手を確保したところで地元ファンは目を輝かせ、
バックからの磯田選手の番手捲りで歓声もさらに大きくなり、
そしてその上をさらにこえていった佐藤選手の走りに、場内は熱狂したのかな?とレースを振り返って想像してしまいました^ ^





そしてS級決勝。
優勝したのは宮城の大槻寛徳選手!
大槻選手は今日は単騎の競走でした。別線も強力でどうするのかな?と思っていましたが、冷静に機を待ち、ラスト一周の2コーナーから一気に捲って、前を飲み込んでいきました!
脚質追込みの選手でありながら、その捲りは強かったですね!
続くGⅠ高松宮記念杯に繋がる走りとなったのではないでしょうか?
大槻選手の喜びの声をぜびチェックしてください^^
優勝コメントはこちら




3か月ぶりの平塚競輪。待ちに待った途端またすぐ次の開催が始まります(笑)。
次回はなんと中2日!
6月15日からFⅡナイター「チャリロト杯」が始まります!
次回も無観客開催です。

今節の全33レースで平塚の特徴をファンのみなさんも思い出したはず。
15日からのチャリロト杯も電話、インターネット投票でお楽しみください✨

梅雨のジメジメを吹き飛ばすような、熱いレースにご期待ください!

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