閉じる

BANKREPORT

湘南バンクポート

2020.12.06

80th富士通フロンテックカップ[FⅡ]を終えて

今年最後のFⅡ開催『80th富士通フロンテックカップ』が終了しました。

3日間にわたって、ガールズグランプリ、ヤンググランプリ、そしてKEIRINグランプリ出場メンバーの車番発表が行われてきました。
最後の最後に発表されたKEIRINグランプリの1番車は地元神奈川の郡司浩平選手!
車番発表の時にちょうどインタビューさせてもらっていたのですが、1番車という車番は嬉しいとおっしゃってました。

それ以外の選手、YGP、GGPの車番は以下の通りになりました。
KEIRINグランプリ2020

ヤンググランプリ

ガールズグランプリ

またバンク内で郡司浩平選手、松井宏佑選手、佐藤水菜選手の壮行会も行われお客さんの声援に応えていました。

そして22日には前夜祭。共同記者会見が行われ並びなども明確になってきます。
いよいよ年末の大一番が近づいてきた、そんな気持ちになった3日間でした。

 

 

 

さて、グランプリに向けての盛り上がりも加速した3日間でしたが、今開催も白熱のレースが行われました。

まずは8Rチャレンジ決勝戦。優勝は山本勝利選手でした!
最終2コーナーから捲りを打った山本選手。先行した梁島選手も最後まで踏ん張っていましたが最後の直線でとらえて完全優勝を決めました!

 

そしてガールズ決勝戦。
1番車には地元の佐藤亜貴子選手が。初日は先行して押し切り1着、2日目も先行して5着に沈みましたが、決勝進出です。
レースは佐藤選手の前受から、誰も動かず佐藤選手が後ろの出方をうかがいながらの先行。そうしてバックストレッチで2番手にいた高橋朋恵選手や4番手にいた加瀬加奈子選手が動いて捲りの打ち合いに。
最後は加瀬選手の捲りにのっていた細田選手が直線で加瀬選手を交わしての優勝を決めました!

 

最後はA級決勝戦。
今開催でS級への特別昇級がかかっていた金子選手。予選、準決勝をしっかり1着で勝ち上がり、いよいよ王手というところまでやってきました。
しかし対戦相手も強力でした。宮城の阿部架惟都選手と阿部拓真選手のラインや千葉の原田亮太選手に地元の眞原健一選手の南関ライン、そしてA級1・2班戦初決勝進出を決めた単騎の小笠原光選手。金子選手には群馬の甲斐康昭選手が続きますが、骨太なメンバーの揃った決勝戦となりました。

先行したのは阿部架惟都選手。金子選手はその3番手の位置をとります。それを残り1周で原田選手が叩き先頭に出ると、阿部拓真選手が番手から切り替え追いかけますが、その後ろから金子選手も捲り、さらには後方にいた小笠原選手も捲ってきて、最後の直線金子選手が阿部選手を捲り切って見事完全優勝を決めました!

2着に入ったのは小笠原選手。決まり手はもちろん捲り。阿部拓真選手は3着となったので決まり手はつきませんが、もし3着にも決まり手がつくなら捲りでしょう。
確定板に乗った3選手全員捲りの激しいレースを見ることができました!

 

 

 

 

さて、2020年の通常開催も今節で終了です。
最終日は天候にも恵まれ、多くのお客様にご来場いただきました。
今回のグランプリは抽選で当たった神奈川在住の2000人限定ということが決まり、グランプリシリーズを前にして、今年最後の平塚競輪を楽しんでくださった方も多くいらっしゃったと思います。
ご来場本当にありがとうございました。

平塚競輪は一人でももちろん、ご家族、友人同士、恋人同士で来ていただいても楽しい競輪場だと思っています。
バラエティにとんだ場内グルメや発売中の音楽、広いゴール前、魅力はたくさんあります。
今年のグランプリでそれを多くのお客様に体験してもらうことはできませんが、それでも様々な方法で白熱のレース、選手たちのドラマをお届けしていく予定です。
一人でも多くの競輪ファンに、思い出に残るグランプリになるように、私たちも最後まで駆け抜けます!

年末の平塚競輪を一緒に楽しみましょうね!

リンクバナー開く