2020.06.30
6車立て模擬レース開催レポート①
先日平塚競輪場で6車立てのデモレースを開催しました。
なぜデモレース?なぜ6車立て?と疑問に思った方もいると思います。
開催趣旨は以下の通りです。
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、競輪界において開催中止という決断があった中、今後も予想される様々な緊急事態における新たな開催・競走形態について、平塚競輪場から競輪界全体へ提言していくために、平塚地区の選手協力のもと、6車立てのデモレースを実施しました。
同地区同士でラインのない6車立てによる競走、1選手2走のレース形態、ガールズ選手の誘導など、従来にない新たな開催形態を、模擬レースとして本番同様に行うことで、様々な意見や問題点を収集することを目的として実施しました。
ということで平塚所属選手にご協力いただき、S級、A級、チャレンジの3クラス混合のデモレース開催です!
レースの説明を聞く参加選手たち
(左)川越勇星選手、(右)松坂侑亮選手
車番はくじで決めました
(左)柴田功一郎選手、(中)川口直人選手、(右)眞原健一選手
今回のレースプログラムは以下の通り。
出場選手は全12名。
予選全2R→上位3名決勝進出、下位3名一般戦
選手のみなさんは最初はのほほんと、リラックスした雰囲気で準備をしていました。
気心しれた練習仲間たちと戦うことになるのですが、模擬レースということでまだスイッチは入ってないようでした。
しかし、メンバーと車番が決まって、練習の時間になると…
選手の表情も徐々に真剣モードに。
一緒に周回練習をしながらも、互いを意識しているようにも見えました。
やっぱり勝負の世界に生きるみなさん、たとえデモレースでも負けたくない!という気持ちでしょうか。
また、ガールズケイリン選手2名は今回先頭誘導員として協力してくれました!
はじめての誘導練習。
インカムを付け、審判の指示を受けながら走ってみた感想は…
佐藤亜貴子選手
佐藤選手の練習を見た後に誘導練習をした尾崎睦選手は・・・
誘導員ユニフォーム姿も新鮮です!
また、今回は試験的に自転車にカメラを設置し、競走中の選手の表情や臨場感のある映像を撮影しました!
サドルの下に設置されたカメラをみてワクワクする川越選手
選手、誘導員、審判、みなさん準備完了し、いよいよ予選1Rが始まります!