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BANKREPORT

湘南バンクポート

2020.06.17

チャリロト杯[FⅡ]を終えて

6月15日から始まったFⅡナイター「チャリロト杯」。今月2度目の平塚競輪本場開催でした。

梅雨入りしたにも関わらず3日間天候に恵まれ、蒸し暑くも心地よい風の吹く中、今日もレースが繰り広げられました。


最終日は9Rにチャレンジ決勝戦、最終10RにA級の決勝戦が行われました。


チャレンジ決勝戦では、前検取材で紹介した福島の石井洋輝選手がいよいよ特進に王手。
対するのは同期の寺沼拓摩選手率いる関東ラインと阿部架惟都選手率いる宮山形ライン。どちらの選手も先行力があり、石井選手が後方になった場合、巻き返せるのかな?と思った方もいたはず。
結果、石井選手は落ち着いていました。前受けから引いてもすかさず追い上げ3番手を確保。そして寺沼選手の逃げを最終周のバックから一気に捲って、見事完全優勝!A級2班への特別昇班を決めました!

石井選手おめでとうございます!





そしてA級決勝戦。こちらも見ごたえのあるレースでした!
自力を持つ選手が千葉勢のみとなった決勝戦。関東ラインの前を走る野間司選手の組み立てが気になるところでした。
青板(残り3周のこと)から野間選手は上昇し、小野裕次選手の横で止まります。つまり坂木田雄介選手の番手を外から競る形となりました。

スローな流れになったところを後方からしびれを切らして単騎の伊藤拓人選手が先頭まであがり、そこに地元の眞原健一選手と遠澤健二選手のラインも続いていきました。
そして打鐘。
仕掛けた坂木田選手の後ろはどちらも離れてしまい、前て待っていた伊藤選手がハマります。しかしその位置を取り戻そうと小野選手が追い上げてくるのですが、なんとそこにこっそり野間選手がついてきているではありませんか!

小野選手も気づいたけど、対応できず。

そして野間選手は小野選手の勢いをもらってバックから捲り!
それを坂木田選手が追いかける形に。
大外に宿口潤平選手の捲りも来ていましたし、内を宮倉選手もコースを探してぬってきていましたが野間選手を坂木田選手が捉えて優勝となりました!
改めてダイジェストを見ていると、9選手みんなチャンスを探して動いていてそれぞれの選手に注目しながら見てみるとまたさらに面白いですよ!
ぜひこの決勝戦のダイジェスト9回見てください(笑)。


優勝した坂木田選手は前回平塚に出場した際も優勝!平塚好相性ですね!
そしてなんと来月の平塚にも出場予定です!地区内斡旋になって、同じ選手がまた来てくれると選手を覚えやすくなりますね。
坂木田選手は次回も要チェックです!





平塚競輪次回の開催は7月。17日からのFⅡ「湘南クリーンサイクル杯」です!
この開催はガールズケイリンが2レース、A級1,2班戦が7レースの全9レースで行われます。また、A級戦ですが7車立ての競走です。ご注意ください!

新しいレースプログラムで行われる来月の開催。

現状、まだ確かなことをお知らせすることはできませんが、白熱のレースを本場で楽しめる日が一日でも早く来ることを願っています。
また元気にお会いできるよう、手洗いうがいをして、健康管理にお気を付けください。



来月の平塚競輪ナイターもどうぞお楽しみに!

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