閉じる

BANKREPORT

湘南バンクポート

2023.05.09

日本選手権競輪 [GⅠ]を終えて

皆様、ゴールデンウィークはいかがお過ごしになられましたか?

今回もコラム記事を書かせていただきます、吉田輪太郎です。宜しくお願い致します。

ゴールデンウィーク中の5月2日から5月7日まで、平塚競輪場では『第77回 日本選手権競輪[GⅠ]』が開催されました!

大型連休ということもあり、平塚競輪場も多くの方にご来場いただきました。

初めて競輪場に来たという方も多かったのではないでしょうか?

ゴールデンウィーク期間中の『第77回 日本選手権競輪[GⅠ]』は白熱のレースに様々なイベント、定食屋やキッチンカーも来ていて、豊富な種類の料理をお子様からご年配の方まで堪能出来たと思います。

ゴールデンウィーク期間中の5月5日には、こどもの日も挟んでおり、その影響もあってかお子様連れの方も多く見られました。

自分は今開催中、場内の食堂で仕事をしていたのですが、GⅠというお祭りで連日沢山のお客様にご来場いただき、レース観戦や色々なイベントに楽しんでいただけたと思います。

5月7日が最終日の『第77回 日本選手権競輪[GⅠ]』はあいにくの雨の日になってしまいましたが、決勝戦メンバーはGⅠの決勝に常連選手や初めてのGⅠ決勝戦に出場する、新旧混じり合った熱戦のレースになりました。

『77回 日本選手権競輪[GⅠ]』で見事、優勝をした選手は・・・

岐阜県 117期の山口 拳矢 選手でした!

 

レース展開を振り返りたいと思います。

初手は①➈ ➄➁➅ ➆➂➇ ➃

レースの残り2周の赤版で動いた、7番車の犬伏 湧也選手(徳島県117期)がそのまま先行勝負をしていき、優勝候補の1番車、脇本 雄太選手(福井県94期)が後方8番手下がった展開になりました。

単騎だった、4番車の山口選手は中四国ラインの追走の4番手を確保しました。

一本棒から5番手からまくり上げる、5番車の新山 響平選手(青森県107期)に併せて、犬伏選手マークの清水 裕友選手(山口県105期)が満を持して番手発進をして、そのままゴールをするかと思われましたが、最終2センターから踏み込み、2番車の佐藤 慎太郎選手(福島県78期)に張られながらも外からよく伸びて1着ゴールをしました。

初優出をし赤版から全開の先行勝負をした犬伏湧也選手に捲り勝負にいった、新山響平選手や脇本雄太選手の白熱した戦いの結果、1着は山口拳矢選手、2着に清水裕友選手、3着には佐藤慎太郎選手で3連単の➃ー➂ー➁で決着で決まりました。

山口選手が前検日のコメントで「ウイナーズカップから乗っている自転車は練習では感じが悪いが、競走で乗ると別物になるくらい感じが良い」と言っていたので、それも優勝が出来たポイントになったかもしれません。

そして、単騎というのは援護をしてくれる仲間がいなくて不利になるイメージがあるかもしれませんが、誰のことも気にしないで自分の好きなタイミングで仕掛けて走ることが出来るメリットもあると思います。

今回の優勝で、なんと競輪史上での親子によるGⅠ制覇は史上三人目の達成になりました!

ちなみに皆様はご存知だと思いますが、山口拳矢選手の父親は現在競輪解説者などをされている山口幸二さんとなります。

山口拳矢選手はGⅡ以上の決勝は全て単騎で走り、連対率100%の成績を残しているそうなので、今後のGⅡ以上で決勝を単騎で走る山口拳矢選手に注目をしていきたいです!

GⅠ初優出で、これしかないという展開でチャンスを逃さず、勝負強さを見せてくれた山口拳矢選手、優勝おめでとうございます!

 

優勝インタビューは☆こちら☆

親子共演の優勝インタビューのツーショットにはほっこりさせられました。

 

レース後、選手コメントは☆こちら☆

 

『77回 日本選手権競輪[GⅠ]』は終わってしまいましたが、5月29日から始まる次回の平塚開催、『競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]』でも白熱された戦いが予想されています!

この開催はミッドナイト開催となりますので来場しての観戦は出来ませんが、中継による視聴観戦で楽しんで下さい!

 

リンクバナー開く