9月23日から始まった平塚法人会杯。
今節はオール7車立ての開催でしたがみなさんお楽しみいただけましたでしょうか？

A級決勝戦は初日から１着で勝ち上がってきた選手が3人。
そのうちの二人、岩手の後藤悠選手と茨城の朝倉智仁選手は優勝すればA級2班へ特別昇班をかけた1戦となりました。
選手紹介で大阪の舟元権造選手が朝倉選手の番手を主張し、レースはラインがバラバラになる展開。
千葉の原田亮太選手が逃げ、その後ろに朝倉選手が入り、バックから踏みあいに。そこを単騎だった後藤選手が落ち着いて捲って、完全優勝を決めました！

レース後コメントを読むと、優勝した後藤選手を含め3選手とも反省のコメントをだしていましたね。
ラインのある競輪での組み立て、展開の作り方、脚力・・・走るたびに自分に足りないところに気づき、ひとつひとつ経験を積んでいく。
そんな風にして今まさに競輪選手として成長しているのだと思うと、新人選手のレース一つたりとも見逃したくない！そんな気持ちになりました＾＾
成功からも失敗からもたくさんのことを学んで強くなっていく姿をこれからも追いかけ、応援していきたいですね！

そしてA級決勝戦。
115期栃木の坂井洋選手が圧巻の走りで完全優勝を決めました！

7車立てといえど、S級降級組もいて楽ではないと思っていましたが強かった！！！！！
前受から引いて6番手、そこから一気に加速し、前の5人を一飲み！後続を引き離していましたが、最後しっかりハンドルを投げて、1着ゴールとなりました。

前検日には家計を支え、早くもっと家族に楽をさせてあげたいと話してくれた坂井選手。
そんな家族思いな選手、応援せずにはいられません！
競輪は強くなればなるほど、賞金を稼いでいける実力世界。
これからの坂井選手の走り、さらなる高みへ登っていく姿を楽しみにしています。

私にも４つ下の弟がいるせいか、姉心なのか親心なのか、なんだか新人選手が走っている姿をみるととにかく応援して見守りたいという気持ちが湧いてきます。
車券を買う身としては、勝つか負けるかも大事なのですが、元気に頑張って！そして勝ち上がって！と成長を応援したくなる選手がたくさんいて、この時期は大変！
目を離すとルーキーはあっという間に成長しちゃいます。いつの間にか強くなっていることに驚くのも楽しみですが、やっぱりできるだけ近く、金網までいって応援していきたいですね！

次回の平塚競輪は10月7日からの3日間FⅠナイター『多摩川電気杯』が行われます。
そして10月はもう1節。20日からFⅡナイター『DMM競輪杯』もあります。

秋も徐々に深まり、ナイター開催も残り3節。
念のために暖かい上着を持って、ぜひ本場へお越しください。
来月もみなさんのご来場お待ちしてます！