皆様お疲れ様です。

吉田輪太郎です。今回もコラムの担当を致します宜しくお願い致します。

この度の能登半島地震により、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

また２０２４年度、最初の開催となりました『湘南ローズカップ戸川杯×HPCJC×サテライト横浜カップ［FⅠ］』ではお客様の盛大なご来場に感謝いたします。

当初の心配を払拭するほど、平塚競輪場での観戦やイベントは非常に素晴らしかったと思います。臨場感あふれる競輪の迫力や、精彩に満ちたエキサイティングなイベントが楽しめ、その瞬間は思い出深いものとなりました。さらに、食堂ではバラエティ豊かな美味しい料理が用意され、観戦を一層楽しむことが出来たのではないでしょうか？

今開催の『湘南ローズカップ戸川杯×HPCJC×サテライト横浜カップ［FⅠ］』はFⅠ開催では珍しい４日間開催で、１月４日にはA級、S級共に決勝戦をメインとしてレースが行われました。

まずは１１R　A級決勝戦で優勝をした選手は・・・

徳島県　１２１期　室井　蓮太朗　選手でした！

号砲が鳴り、ラインの並びは⑤⑥①　④③　②➆から始まります。

残り２周半から、後方にいた中部、近畿ラインで２番車の藤井準也選手が早めに動いていき残り２周の赤板で先頭に立ちました。その動きに４番車の室井蓮太朗選手が付いていきましたが、初手の先頭にいて下がってきた５番車の山根慶太選手と３番手の位置で並走になり、その⑤山根選手を内に抑え込みながら、打鐘が鳴る残り１周半で先頭に出てくる後ろにいるライバルの動きを警戒します。５番手の位置から⑤山根選手が残り１周のホーム線を目掛けてカマシていくと④室井選手が、それに合わせてダッシュをして飛びついていき⑤山根選手の番手にいた６番車の才迫勇馬選手をどかして⑤山根選手の番手を取り切りました。④室井選手は冷静な対応で最終２センターから前に踏んでいき４コーナーを抜けてからの直線で先頭になり、そのままの勢いで１着ゴールを決めました。２着には④室井選手をマークをしていた３番車の原田泰志選手が入り、３着には先行をした⑤山根選手で３連単が４－３－５で決着が着きました。

今節、完全優勝を達成しました室井蓮太朗選手、優勝おめでとうございます！

続いては、１２R　S級決勝戦で優勝をした選手は・・・

茨城県　１０７期　吉田　拓矢　選手でした！

こちらのスタートの並びは

④①➆　②⑥　⑤　③　で始まります。

初手の動きがあったのは残り２周の赤板前から、２番車の谷口遼平選手が前に出ようとしましたが、先頭にいた４番車の吉田拓矢選手が②谷口選手を突っ張り前に出させませんでした。その動きに➁谷口選手は４番手に引いて勝負所を伺います。そして、５番車の伊藤旭選手は後方にいる３番車の町田太我選手を警戒して動かない様子でした。残り１周前の４コーナー過ぎから②谷口選手が再度前に出ようと先行をしにいくと④吉田選手はまた突っ張る走りを見せました。最終１コーナーで２人の選手が先行争いになり②谷口選手が前に出かけた時、１番車の守澤太志選手が②谷口選手の番手にいた６番車の三谷将太選手をどかして、そのおかげで④吉田選手が②谷口選手の番手に入ることが出来ました。その時に脚を溜めていた③町田選手が凄いスピードで捲りにきたのですが②谷口選手のスピードも良く③町田選手を前に出させませんでした。そして、最終２センターで②谷口選手が外帯線を外した僅かなタイミングを逃さなかった④吉田選手が内側から抜け出して、そのまま先頭で１着ゴールを決めました。２着には④吉田選手をマークをしていた①守澤選手、３着には④吉田選手の３番手を回っていた７番車の永澤剛選手で３連単が４－１－７で決着が着きました。

吉田拓矢選手、今年１発目の優勝おめでとうございます！

次回の開催は１月２９日（月）～１月３１日（水）『大阪・関西万博協賛競輪［FⅠ］』デイレースになります！今後も平塚競輪場での観戦は勿論の事ですが、素晴らしいイベントを楽しみにして下さい！

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