2024.05.01
『競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]』を終えて
皆様、お疲れ様です。
コラムの担当をします、吉田輪太郎です。
宜しくお願い致します。
4月28日から4月30日までの3日間、平塚競輪場で『競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]』ミッドナイトが開催され、3日間にわたる熱い戦いの中で選手たちは驚異的なスピードと緻密な戦術を披露し、観客を魅了しました。
特に最終日の30日には2つの決勝戦で、緊迫した瞬間が連続しました。選手たちは熾烈な競り合いを繰り広げ、見事なパフォーマンスを披露したと思います。メインレースの決勝戦では、トップ選手たちが最後の一瞬まで争い、見事なゴールを迎えました。
まず初めに8Rチャレンジ決勝戦で優勝をした選手は・・・
埼玉県 123期 佐藤 譲士郎 選手でした!
それではレース展開を振り返ります。
号砲が鳴り、並びが
④⑥ ①⑤⑦ ②③ から始まります。
動きがあったのは、赤板前から後方にいた2番車の佐藤譲士郎選手が1番車の望月湧世選手を1度、抑えてから残り1周半の打鐘で先頭に出ました。その動きにスタートを取った4番車の渡邉 正人選手の福島ラインが中段に入り、①望月選手は先頭5番手からの走行になりました。
②佐藤選手は2つのラインの動きを見ながら徐々にスピードを上げていき先行をしていきます。
そこを①望月選手は最終2コーナーから捲りを仕掛けていきますが、②佐藤選手のスピードが良く最終2センターで勢いが止まってしまいました。
4コーナー過ぎて、直線勝負でスピードが衰えず先行をした②佐藤選手が押し切って1着ゴールを決めました。2着には②佐藤選手をマークしていた、3番車の高峰賢治選手が入り、3着には勝負所で3番手を取った④渡邉選手が入り、2-3-4で決着が着きました。
沖縄合宿に行き、そこでリフレッシュが出来て優勝を決めた、
佐藤譲士郎選手、優勝おめでとうございます!
続きましては、9RA級決勝戦で優勝をした選手は・・・
岩手県 123期 佐々木 祐太 選手でした!
初手の並びが
①➃ ③② ➆⑥ ⑤ から始まります。
動きがあったのは残り2周からで、後方にいた7番車の佐々木祐太選手が前に出て、他のラインの動きを見ながらペースを作っていきました。残り1周前の4コーナーで3番車の白上翔選手が、わずかに外帯線を外した1番車、藤田周磨選手の内側に潜り込んで3番手を確保しました。その動きで隊列が短くなり、奇襲戦法で5番車の大谷靖茂選手がカマシていきましたが、そのカマシを⑦佐々木選手が合わせ切り、⑤大谷選手は後退していきました。
最終4コーナーでも先頭を走っていた⑦佐々木選手のスピードがグングンと伸びていき、そのまま粘って1着ゴールを決めました。2着には勝負所で先頭の3番手を確保して、直線で伸びてきた③白上選手で、3着には⑦佐々木選手をマークしていた6番車の寺林正秋選手で7-3-6
の決着が着きました。
特別昇班の初のレースで見事に優勝を決めた佐々木祐太選手、優勝おめでとうございます!
ミッドナイト競輪は、ライトアップされたトラックで行われ、まばゆい光と共に燃えるような熱気が漂います。選手たちの熱いレースは、観客を引き込み、興奮を呼び起こします。深夜の静寂の中で繰り広げられる競り合いは、特別な雰囲気を醸し出し、ミッドナイト競輪の魅力を存分に楽しむ事が出来たと思います。次回の平塚競輪場の開催は5月4日から5月6日の3日間行われます『競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]』ミッドナイト開催が行われます。
次回の『競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]』ミッドナイト競輪も無観客の開催となります。しかし、ミッドナイト競輪は仕事や家事で日中忙しい方々も、深夜ならば競輪の興奮を味わうことが出来ると思いますので競輪中継を通じて、お好きな場所からのご観戦をお楽しみいただけると思います。テレビやインターネットを通じて、臨場感あふれるレースの様子をご覧いただけますので、ぜひご家族やお友達と一緒に、競輪の興奮を共有してください。
皆様、次回も『競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]』ミッドナイト競輪のご視聴もお待ちしております!
この記事を書いた人
- 吉田輪太郎