開催展望

１１月７日からDMM競輪杯として開催されるＦⅠナイターはガールズ２レースを含む１２レースで構成される。

力ある選手が多く参戦する中でもＳ級戦では深谷知広―和田真久留の南関コンビが強力。深谷が機動パワーを発揮して出切ってしまえば、そう簡単に捲られることはないだろう。和田が巧追して両者でのマッチレースに期待したい。そこに対抗しうる力があるのは山田久徳。タテ基本に、展開に応じてヨコのさばきも駆使して逆転へ。弥彦でＳ級初優勝を果たした青野将大、力強い走りが持ち味の竹内雄作も積極果敢な仕掛けで上位進出を目指す。

Ａ級戦は格上の差し脚で安定した成績を残す地元川口直人、山内卓也の前期Ｓ級の実力者二人によるＶ争い。そこに寺沼伊織が割って入れるかは位置取りがカギとなりそう。他には本デビューから無傷で二班に上がった村田祐樹にも注目したい。

ガールズは小林優香、尾方真生の福岡二人に加え、ティアラカップを制した奥井迪による三つ巴の争いとなりそうだ。