４月１９日から開催される平塚競輪はチャリロト杯。モーニングで行われる。チャレンジ戦７レース制となるが、ルーキーの６名があっせんされており、激しいレースが展開されそう。

主役となるルーキー６名を見ていくと、シリーズリーダーでもある石田典大(東京)が中心。在所成績は５５位と下位だったが、積極的な走りに徹して既に６Ｖ。今シリーズのなかでは出世頭と言える。在所２６位だった峯口司(長崎)は捲りに偏りがちで、まだまだ力を出し切れていない感もあるが３Ｖを挙げている。石川航大(宮崎)も捲りがメインとなっているが、地脚を生かし切ればまだまだ上を目指せる実力。偉大な父(芳幸)の背中を追ってデビューした岡部怜音(福島)もまだまだ成長が見込める好素質。妹の奈央に遅れてデビューする形となった鈴木康平(静岡)も、ようやく持ち味の地脚を発揮する場面が増えてきて、初優勝も時間の問題だろう。体調面で出遅れている山口直樹(神奈川)はまだまだ本領発揮とはいかないが、今後確実にレベルアップしてくるはず。地元戦できっかけを掴みたいところ。ルーキー以外ではマーク巧者の坂口卓士(福島)や、タテ、ヨコ何でもありの井上将志(福岡)らが優勝候補の一角となる。