３月１８日から開催される平塚競輪はＦ１ジャパンカップ。ガールズケイリンを含めた１２レースで行われる。

　もちろんＳ級戦の主役は郡司浩平(神奈川９９期)。全日本選抜を優勝して早々とＧＰ出場を決めたが、Ｆ１とはいえ地元戦は結果を求められる。ホームバンクの大塚玲(神奈川)や自在戦で頭角を現わしてきた渡辺雅也(静岡)らと南関勢を盛り立てる。Ｓ１班の顔ぶれは北日本が菅田壱道(宮城)に関東は鈴木輝大(東京)がそれぞれ一人ずつ。まくり強烈な伊藤信(大阪)、太田竜馬(徳島)―久米良(徳島)の徳島コンビ。当地は好相性の小川勇介(福岡)らが揃う。

　Ａ級戦は地元奥原亨(神奈川)の奮闘に期待したいが、片折亮太(埼玉)と加藤将武(埼玉)の埼玉コンビや、北川大五郎(大阪)、蒋野翔太(徳島)らの強力機動型が各地区に揃う。

　ガールズケイリンはＶ争い激戦。競走得点上位は力付けている飯田風音(埼玉)、那須萌美(宮崎)の２人。強力なまくりを持つ山口伊吹(長崎)らがＶ候補。地元の高木佑真(神奈川)や中村美那(神奈川)らにもチャンスは十分にあるか。