10月20日からDMM競輪杯として開催されるナイター競輪はガールズ２レースを含む12レース制のFⅡ戦。
　A級１、２班戦は菊池竣太朗(静岡県)―田中孝彦(静岡県)の静岡コンビが中心。前S級の菊池は今期４場所全てで優出、一度も確定板を外さない抜群の成績で、A級での力の違いは明白。後ろを同県の田中が固めるのは心強い。地元の添田龍児(神奈川県)も積極果敢な走りで優出を目指す。中部近畿からは伊藤稔真(三重県)が参戦。自力基本に多彩な戦法で相手を切り崩し、 同県の上田裕和(三重県)とのタッグで上位進出へ。高木翔(岩手県)は誰もいなければ自在に戦うことになるが、北日本の自力型が勝ち上がればチャンスが広がる。
　チャレンジ戦では熊崎麻人(埼玉県)、望月湧世(静岡県)のルーキー二人による一騎打ちの様相。そこに同期の平野想真(愛知県)、若手相手でも自力で好走している泉谷元樹(愛知県)がどこまで食い込めるか。
　ガールズ戦は尾方真生(福岡県)の機動力が若干リードと見るが、地元尾崎睦(神奈川県)も互角以上の力。近況１着が増えており、的確な仕掛けでホームバンクVへ。１２３期の熊谷芽緯(岩手県)は先輩に胸を借りるつもりで、しっかり自力を出したいところ。