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OUTLOOK

開催展望

FⅡ ニッカン・コム杯

2023.08.03~2023.08.05

 開催展望

次回平塚競輪はニッカン・コム杯と銘打ったF2ガールズ開催が行われる。



開催の中心となるのは前期S級戦で100点オーバーの点数を確保していた菊池竣太朗だ。先行・捲りの自力脚を主武器に、流れに応じて捌きもこなすなど幅広い戦法が持ち味。今節はやや自力型が手薄なため、南関勢にとっては頼みの綱。マークは今期はA級に降級したが、S級経験豊富な実力者、地元の松坂英司。降級後の函館、小田原ではさすがの脚を披露している。

関東からは桜井学、女屋文伸といった面々が参加。ともに安定したタテ脚で連続優参中。今回は自分で戦う場面もありそうだが、イザというときには切れ鋭い捲りを出せるのは大きい。

中四国、九州からの遠征勢も交えた斡旋となっており、その中でも軸となるのは過去に当地優勝経験もあるベテラン、上田学。ライン構成上、岡山の山崎駿哉、多田晃紀あたりとの連係となりそう。差し脚安定している藤原浩も外せない。

チャレンジ戦は何と言っても、佐々木祐太、熊崎麻人、佐藤譲士郎、山田駿斗の四人揃った123期がレースの中心。特に注目株は宇都宮、松戸の両ルーキーシリーズで連勝で勝ちあがった熊崎。同県の佐藤との兼ね合いもあるが、力強い走りで将来が楽しみな一人。



ガールズは先日行われた函館ガールズケイリンフェスティバル優勝の久米詩と準優勝の吉川美穂が揃って参加。当然今節も中心だ。さらに124期新人の有望株、竹野百香が参加するので見応えあるレースになりそう。好調石井貴子(東京)、安定した自力型加瀬加奈子もレース運びのカギとなろう。



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