７月２１日から開催される平塚競輪は楽天Ｋドリームス杯として行われるＦ１ナイター。

　Ｓ級戦は地元南関勢はやや劣勢。地元戦に強い大塚玲(神奈川)の奮闘に期待したい。好材料としては大石剣士(静岡)が緩やかにだが復調気配。あとは今期２班の堀内俊介(神奈川)がどこまで調子を上げているか。優勝候補の筆頭は太田竜馬(徳島)。完全復調とまでは言えないが、ここでは一格上の存在。他にも遠征勢では積極的な林大悟(福岡)や一撃の魅力がある佐藤幸治(長崎)らが揃う。関東は予選クラスの自力が豊富で、木村皆斗(茨城)、蕗沢鴻太郎(群馬)、寺沼拓摩(東京)らを目標に、横山尚則(茨城)がキメ脚を発揮しそう。北日本は大森慶一(北海道)や桜井正孝(宮城)らが参加するが、準決勝、決勝で目標を得られれば。

　Ａ級戦は北日本勢が強力。木村佑来(宮城)は前期Ｓ級の終盤戦は好走が増えており、今シリーズの機動型では最も力がある。平沼由充(福島)、房州輝也(福島)、中村弘之輔(北海道)らも状態を上げており層は厚い。南関勢は苦戦が強いられそう。今期２班で予選スタートとなるホーム真原健一（神奈川)がどこまで踏ん張れるか。他には前期Ｓ級の前田義和(鹿児島)あたりが、機動力発揮できれば優勝争いに食い込めそう。