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OUTLOOK

開催展望

FⅠ チャリロト杯

2023.06.16~2023.06.18

 開催展望

6月16日からチャリロト杯として開催される今シリーズはFⅠ戦。高松宮記念杯の裏開催となってはいるものの、自力型が多く参戦している印象で、白熱したレースに期待したい。

その中で注目は橋本壮史。久留米G3で番手戦をモノにして優勝。本人も口にしているようにまだレースに不慣れな面はあるが、自分の走りができれば上位を脅かす存在。山下渡などの追い込み陣の助けも借りつつ関東独占を狙う。
中部近畿勢からは小森貴大が参加。近畿地区は自力型が多いので、うまく連係できるのか、あるいは多く勝ち上がった場合には別線を選択する可能性も出てきそうだ。川口聖二はタテだけでなく、ヨコのさばきもこなせるのが強み。混戦には強いタイプなので要注意。
地元勢は嶋津拓弥、武田憲祐が中心。南関の自力型が少ないので嶋津は自力基本の戦いとなりそうだが、展開に応じた走りで地元優出を目指す。
 4月の当地で優出している五日市誠は前を任せる自力型の活躍が上位進出へのカギとなりそうだ。
A級戦では桜井学の安定感が抜群。目標がいることが増えてはきたが、自分で戦っても十分勝負できる脚力があるので、Vへ最短と見る。しかしそれに待ったをかけるのは林敬宏。積極タイプでスピードあふれるカマシ、捲りが持ち味。鋭い踏み出しで一気に前団をのみ込んでしまうことも。地元の注目は斉藤雄行。特昇班してから優出はまだ二回と物足りない気もするが、今は力を付ける時期か。内容重視の走りで強敵撃破へ。


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