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OUTLOOK

開催展望

GⅠ 日本選手権競輪

2023.05.02~2023.05.07

 開催展望

 輪界最高峰のレース、日本選手権。昨年末に行われたグランプリを走ったS班九名が中心のレースになりそうだが、イキのいい若手や地元勢もいてどのレースも激しい攻防になりそうだ。
 優勝候補に推したいのは脇本雄太。昨年末のグランプリを制しバンクとの相性もいいし、スピードが出るゴールデンウイーク付近のコンディションなら更に期待出来る。最近は腰の不調で万全ではないが、大舞台にはきっちり調整してくるだろう。後ろになるのは古性優作。別府ウィナーズカップの決勝では古性が前回りになったが、基本は脇本が前で両者のG前勝負になるはず。
 地元で気持ちが入るのは郡司浩平。バンクの特性は熟知しているし、メンバーと展開に応じて自力、番手回りと何でも用意。地元戦に向けて脚、気持ちともに仕上げて来るだろう。
 スピード勝負なら北日本勢も。新山響平と新田祐大が連係すれば別線にとっては脅威だし、一気に仕掛けて後続を置き去りにするシーンも。巧者佐藤慎太郎や守澤太志が後ろ固めればラインの厚みも増す。
 近況やや元気がない平原康多も適応力は抜群で軽視は出来ないし、別府ウィナーズカップを制した松浦悠士も間隙突いてV争いに名乗りをあげるか。

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