閉じる

OUTLOOK

開催展望

FⅡ パトカー後部座席賞杯

2023.03.17~2023.03.19

 開催展望

 平塚では初めてとなるモーニング競輪(A級一・二班戦 7レース制)が行われる。

 その中でも中心に挙げられるのは中村隆生。一時の不調がウソかのように、今期は持ち前の機動力が発揮されてきた。二月いわき平、続く岸和田、そして今月玉野と三場所連続優勝している力は相当なもの。同県の福田滉との連係で連独占を目指す。加えて関東ラインでは二班ながらも、将来性ある若手先行型、安彦統賀が参加。つい先日の松山記念で行われたルーキーチャンピオンを制したばかりで勢いある。勝ち上がってきたときはより優位にレースを進めそうだ。

 南関勢も層は厚い。その中でも軸になりそうなのは千葉の山本健也と小野裕次。ともにイザという時は動ける脚も備える。両者とも今期は優参を逃したときもあったが、近況は安定して走れている。地元の荻野哲はこの二人とともにV争いをもくろむ。ホーム戦だけにチャンスは逃さないだろう。

 中部・近畿ラインからもなかなかのメンバーが参加。竹田和幸が中心となりそう。今期の優勝は無いが、高橋成英、笹倉慎也らとの連係で、東日本勢に対抗したい。近畿の西本直大は自分で動ける脚もあるし、小松原正登の復調次第では大きな味方となるはず。後ろは安定した差し脚の堺文人が固める。

 北日本は勢いある菅野航基が軸。二月の松戸で優勝し、勢いに乗る。もともとの力はあるので、これをきっかけに大きく飛躍していく可能性はある。



リンクバナー開く