９月２５日からの平塚競輪はＦ１ナイター。平塚法人会杯として行われる。

　シリーズの中心は新田祐大(福島)だろう。前回共同通信社杯では優出を逃しているが、トップクラスのスピードを連日披露してくれるはず。阿部力也(宮城)らと共に浮上して来そうだ。南関勢は地元ホームの松坂洋平(神奈川)と松谷秀幸(神奈川)のＳ１の２人と、予選から注目の北井佑季(神奈川)と野口裕史(千葉)が勝ち上れば一気に層が厚くなる。関東勢は諸橋愛(新潟)が中心。自在戦の雨谷一樹(栃木)らと共に優勝争いに名乗りを挙げる。遠征勢は中部、近畿からの参加。パワフルな中西大(和歌山)や経験豊富な松岡健介(兵庫)にキメ脚確かな川口公太朗(岐阜)らが揃うもやや戦力的には劣勢か。

　Ａ級戦も同じく東日本と中部、近畿からのあっせん。地元南関勢は突出したエース格が不在ながらも、巴直也(神奈川)を軸にホームバンクの渡辺秀明(神奈川)や金田涼馬(神奈川)らの活躍にも期待したい。他には前Ｓ級の阿部架惟都(宮城)―佐藤雅春(宮城)の宮城コンビ、力を付けている若手上杉嘉槻(福井)が参加。優勝争いは激戦となりそうだ。