８月２９日から開催される平塚競輪は楽天Ｋドリーム杯として行われるナイター開催。ガールズケイリンも含めた１２レースで構成されている。

　Ａ級１、２班戦は東日本３地区と中部、近畿の遠征勢が居るあっせんとなる。優勝候補の筆頭には地元の佐々木龍(神奈川)。今期Ａ降級後は失格、欠場を除けばオール連対しており一格上の実力。７月川崎で好連係を決めている同じくＳ下りの飯田憲司(静岡)と共に南関の中軸に。北日本は安部貴之(宮城)のキメ脚が軸となるが、機動型が少なくやや戦力不足。関東ラインは積極的な梁島邦友(茨城)の先行力と、差し脚冴える高塩讓次(栃木)や経験豊富な機動型の矢野昌彦(栃木)自在性ある菅谷隆司(東京)といった顔ぶれで駒が揃う。遠征勢は総合力上位の池野健太(兵庫)と自力自在に何でもこなす角令央奈(兵庫)の兵庫コンビが優勝戦線に喰込みそう。

　チャレンジ戦は突出した存在が無く激戦。地元のルーキー添田龍児(神奈川)の活躍に期待したい。

　ガールズケイリンは現在賞金ランキング４位に付ける山原さくら(高知)が中心。当地を得意としており期待できそう。他には調子上向きな鈴木奈央(静岡)や積極的な攻めのスタイルを崩さない石井貴子(東京)らが応戦する。