５月１１日から開催される平塚競輪はナイターで行われるＦ１・チャリロト杯。

　Ｓ級戦は南関、関東、北日本の東日本３地区のあっせん。南関は堀内俊介(神奈川)－白戸淳太郎(神奈川)の、Ｓ１班二人を中心に、加賀山淳(千葉)、山本紳貴(千葉)、鈴木陸来(静岡)、地元ホームの川越勇星(神奈川)らが予選から勝ち上がれば充実の戦力となる。関東は優勝候補の一人でもある山岸佳太(茨城)が中心。前走を見る限り、鈴木庸之（新潟)はまだ本調子には遠い様子。マーク陣にはレジェンド神山雄一郎(栃木)に、鋭い差し脚が魅力の中田健太(埼玉)や山下渡(茨城)らも気配は良い。北日本は嵯峨昇喜郎(青森)、小笠原光(岩手)らの若手を中心に、オールラウンダーの荻原尚人(宮城)や佐藤一伸(福島)らが好連係決めれば北日本勢の戦力は一気に増す。

　Ａ級戦は東日本３地区に加えて中部、近畿の２地区が参加するあっせん。南関は前回の当地で好走している斎藤友幸(静岡)の機動力を中心に、春日勇人(千葉)や地元の植木和広(神奈川)が援護してチャンスを待つ。関東は大矢崇弘(東京)と菅谷隆司(東京)の東京コンビに、上昇気配の橋本壮史(茨城)も加われば強力布陣に。北日本は戦力的に劣勢だが、ベテラン高谷雅彦(青森)や菊池翔(福島)らの頑張り次第か。遠征勢は下岡将也(三重)と仲野結音(大阪)の両機動型の活躍に期待。