３月７日から開催の平塚競輪はジャパンカップのＦ１戦。各地区から実力者が揃い、ハイレベルなレースが繰り広げられそうだ。

　まずは南関勢だが、地元の松谷秀幸(神奈川)はこの強者揃いの開催のなかでも、地元の中心として結果が欲しいところ。ベテラン白戸淳太郎(神奈川)や自力自在に何でもこなす鈴木裕(千葉)らと優勝争いに食い込むか。欠場者も出て戦力ダウンしている北日本勢は輪界屈指の機動型新山響平(青森)の踏ん張り次第か。関東勢は昨年Ｓ級Ｖを果たし、今年も既に１Ｖの高橋築(東京)が本格化の兆し。レジェンド神山雄一郎(栃木)らと浮上することも。遠征勢は徹底先行がウリの町田大我(広島)が平塚初登場。豪快な逃げに注目したい。

　Ａ級戦では平塚で前走して惜しくもＶを逃した長田祐弥(神奈川)が早くも再登場。期待の新鋭渡辺雅也(静岡)、復調してきた栗本尚宗(千葉)らと共に優勝争いに名乗りを挙げる。

　ガールズケイリンは昨年静岡ＧＰを制した高木真備(東京)が登場。今年はまだＶが無い状況だが、ここで弾みを付ける今年初Ｖを決めるか。