２月１４日からの平塚競輪はＦ１湘南ローズカップ戸川杯。Ｓ級の実力者や若手の成長株が多く揃い白熱したレースが展開されそうだ。

　Ｓ級戦の地元南関勢は大石剣士(静岡)ー萩原孝之(静岡)の静岡コンビが中軸となる。本調子とは言えないが地元勝瀬卓也(神奈川)も意地を見せたいところ。ホームバンクの松坂侑亮(神奈川)や昨年Ｓ級特進した佐々木眞也(神奈川)らの若い力にも期待したい。北日本は１班は飯野祐太(福島)だけだが、２班の予選クラスは豊富で一人でも多く勝ち上がればチャンスは広がる。強力なのは関東勢。先行力高い菊池岳人(長野)を中心に自在な雨谷一樹(栃木)や当地好走する金子幸央(栃木)らが上手く連係すれば優勝者を輩出する可能性は上がる。遠征の中近勢は積極的な竹内雄作(岐阜)と予選スタートながら高い機動力を持つ岡崎智哉(大阪)の二枚看板がラインをけん引。

　Ａ級戦は地脚強力な加藤健一(神奈川)や仁藤秀(静岡)らを目標にホームバンクの山下貴之(神奈川)が牙城を護れるか。当地初登場の志田龍星(岐阜)や山本勝利(東京)らの強力機動型が立ちはだかる