１０月２７日からの平塚競輪は「湘南しらす丸八丸杯」として行われるＦ１戦のナイター。

　Ｓ級戦は東日本３地区からのあっせん。地元期待の桐山敬太郎(神奈川)はまだまだ本調子には遠いものの、久しぶりのＶをホーム戦で狙いたいところ。予選から内山雅貴(静岡)や道場晃規(静岡)らの若手機動型が勝ち上がって来ればチャンスは十分。北日本勢の注目は今期２班ながら、平塚バンクを得意としている阿部拓真(宮城)。同じく２班の酒井雄多(福島)も力はある。根本哲吏(秋田)も流れひとつでＶ圏内。竹内智彦(宮城)、伏見俊昭(福島)らが援護から決め脚を発揮。関東勢は他に２地区と比べるとやや劣勢な感はあるが、まくりの威力抜群な久木原洋(埼玉)を中心に、ベテランと若手が好連係を決めれば十分に戦える。

　Ａ級戦は東日本に中近地区が加わるあっせん。関根健太郎(神奈川)と長田祐弥(神奈川)の地元コンビに期待。関根は今年８月に準Ｖ、長田は３月にＶと共にホーム戦での強さを発揮している。他に東日本では藤田周磨(埼玉)の機動力や、安部貴之(宮城)の決め脚に注目したい。遠征勢も戦力は高く、なかでも古賀勝大(和歌山)、角令央奈(兵庫).、西本直大(大阪)の近畿トリオは強力だ。