12月28日から始まったKEIRINグランプリ2022。
昨日29日行われたガールズグランプリ2022、見事優勝を決めたのは福井の柳原真緒選手でした!
ガールズグランプリ初出場で初優勝!
素晴らしいドラマを見せてくれましたね✨
柳原選手、レースは前から5番手の位置で打鐘を迎えていきました。
後方から山原さくら選手の上昇、前では尾方真生選手も先行していきました。
柳原選手は残り1周すぎまで最後方に位置。
2コーナー、人気を集めていた児玉碧衣選手と佐藤水菜選手が互いを牽制しあいながら捲りを打ち、前では尾方選手の後ろから奥井選手も捲りに出ていました。
2コーナーで接触があり、児玉選手と佐藤選手が落車。
柳原選手は内のコースから2センター過ぎに外に持ち出し、最後の直線で前の奥井選手と山原選手を抜き去り、見事1着優勝を勝ち取りました!
その柳原選手のインタビューは何と師匠の市田佳寿浩さん。
選手を目指してからここまでの道のりをよく知る師匠のインタビューに、笑顔、そして涙がこみ上げるシーンもありました。
師弟でのツーショットも。
市田さんが「私もグランプリの優勝を目指しました。それを弟子柳原がやってくれました!」と話されていました。
たくさんの声援が力になったと話された柳原選手。
新女王、そう言われるにふさわしい走りを見せていきたい。そんなお話もありました。
ガールズケイリンの頂点に立った柳原選手、2023年の活躍も楽しみです!
そして最終日の今日は寺内大吉記念杯決勝とKEIRINグランプリ2022が行われました。
寺内大吉記念杯を見事優勝したのは地元平塚の松井宏佑選手。
松井選手は今日は同県の北井佑季選手をマーク。北井選手はいつもどおり積極的な競走で先行し、松井選手は2コーナー過ぎから番手捲りを打ってゴールまで駆け抜けました!
競輪一本に道を絞って新たな再スタートを切った今年。地元平塚で優勝という最高の形で締めくくった松井選手。また前を回った北井選手の強さ、3番手を固めた和田健太郎選手の安定感。南関東地区でしっかりと牙城を守り切るレースを見せてくれましたね。
そして迎えた最終レース。KEIRINグランプリ2022。
今年の競輪界最強の9名による戦いを制したのは福井の脇本雄太選手でした!
勝負はスタートから始まっていました。
郡司選手、新山選手、平原選手でスタートを取りに行き、結果新山選手がとりきり、北日本が前からの組み立てとなりました。
そして残り5周というタイミングから動きが。
何と松浦選手が追い上げて新田選手の横へ。場内の歓声が一気に上がった瞬間でした。
残り2周で新山選手の仕掛けと共に新田選手が追い上げ番手を取り返しますが、松浦選手が引いた3番手におさまりました。
この時も脇本選手はまだ8番手。
打鐘で一気にスピードが上がっていく中、脇本選手も仕掛けていき、それに古性選手もしっかりマーク。
逃げた新山選手の番手から新田選手も捲っていくのですが、脇本選手のスピードが勝り、バックでは先頭に立ちました。
地元郡司選手も近畿勢を追いかけます。
番手の古性選手、そして郡司選手の追込みを振り切り、脇本選手が1着でゴール線を駆け抜けました!
大歓声の中、高らかにガッツポーズを見せてくれました!
表彰式には笑顔で登場!
競輪界最強の選手と言われてきた脇本選手。4度目の挑戦で悲願のグランプリ優勝を決めました✨
優勝賞金1億2380万円を獲得し、今年の賞金王はもちろんのこと、歴代さらには公営競技で初めての3億円超えの偉業達成となりました!
ガッツポーズと共に花火もあがりました!
敢闘門では連携した古性選手が出迎えてくれました。
ラインでのワンツー。脇本選手優勝おめでとうございます!
2023年王者の証、白いSSユニフォームを着た脇本選手の活躍楽しみにしています!
最終日の今日は開門を待つお客様の列を見ながら競輪場入りしました。
2020年の平塚で行われたグランプリはコロナによる入場制限がある中での開催。
普段の来場より少ないくらいの場内に寂しさを感じました。
まだ制限が完全になくなったわけではなく、また皆様に感染対策ルールを守ってもらいながらではありますが、たくさんの人にご来場いただけるグランプリになったことが本当に嬉しかったです。
午前中からあった場内のざわめきが時間が経つにつれどんどんと大きくなり、久しぶりに感じた大観衆の期待と興奮の入り混じる喧騒に私まで緊張してしまいました(笑)。
本当にたくさんのご来場ありがとうございました!
少し気の早い話ですが、2023年平塚競輪ではGⅠ日本選手権競輪も開催予定です。
春の平塚も気持ちがいいんですよ~。ぜひまた遊びにきてください!
また、来年の平塚競輪の本場開催は1月6日から。
FⅡデイレース『多摩川電気杯』が開催されます。
次回の平塚競輪もぜひお楽しみに!
2022年も平塚競輪、そしてバンクレポートも大変お世話になりました!
2023年もまたみなさんと一緒に楽しんで行けることを願っています。
どうぞ良いお年をお迎えください。
また来年、平塚競輪でお会いしましょう♪