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BANKREPORT

湘南バンクポート

2026.02.27

『競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]』を終えて

皆様こんにちは、吉田輪太郎です。

 

2月23日~25日に開催された『競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]』について今回もコラムを担当させていただきます。

初日と2日目は、どこか春の気配を感じさせるようなやわらかな暖かさの中でレースが行われておりましたが、最終日は一転してしとしとと雨が降り続き、気温も少し下がる一日となりました。ここ平塚競輪場も、いつもより落ち着いた、しっとりとした空気に包まれ、昼間の開催とはまた違う表情を見せておりました。

今回はミッドナイト開催のため、場内にお客様をお迎えすることはできませんでしたが、静かなバンクにやさしく響く雨音が、かえって特別な雰囲気をつくり出していたように感じます。観客席に広がる静寂のなかで、選手たちはそれぞれの思いを胸に、変わらぬ集中力と闘志をもって一走一走に臨んでいました。

そして最終日には、『競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]』決勝戦をメインとした注目のレースが行われました。シリーズの締めくくりにふさわしい大一番ということもあり、雨に濡れたバンクを駆け抜ける選手たちの姿からは、いつも以上の気迫と緊張感が伝わってまいりました。ミッドナイトならではの張り詰めた空気の中で繰り広げられる攻防は、画面越しでもその迫力が感じられる、見応え十分の内容だったのではないでしょうか。

天候の変化もあり、決して楽なコンディションではなかったかと思いますが、その分だけ一瞬一瞬がより印象深く、心に残る開催となりました。ご自宅などからご覧いただいた皆さまにも、この静けさの中にある熱さや、夜開催ならではの独特の空気感を、画面越しではありますが、少しでも一緒に味わっていただけていたならとても嬉しいです。

 

そんな『競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]』決勝戦を優勝した選手は・・・

静岡県 127期 鈴木 小次廊 選手でした。

号砲が鳴り、スタートを取ったのは3番車の畑崎大輝選手でした。

そこから、初手の並びが ③➅④ ⑦② ⑤➀ で始まります。

動きがあったのは、残り2周の赤板からでした。後方に位置していた5番車の鈴木小次廊選手が上昇し、誘導員を退避させて先頭に立とうとします。しかし、前で構えていた③畑崎選手がここは突っ張って応戦。簡単には前へ出させず、⑤鈴木選手はいったん後方まで下げる形となりました。

そして打鐘が鳴ると、中団から7番車の利川寛太選手が一気にカマシ先行。力強く踏み込んで主導権を奪い、レースは一気にスピードアップしていきます。その動きに呼応するように、後方から⑤鈴木選手も仕掛けて前団を追走。鋭いスピードで捲り上げていきましたが、マークしていた1番車の井手尚治選手はその勢いに離れてしまい、⑤鈴木選手は単騎での捲りとなりました。

それでも勢いは衰えません。最終2センターでついに先頭へ立つと、そのまま後続を力強く振り切って堂々の1着ゴール。見事な走りでした。

2着には脚をしっかりと溜め、最後の直線で鋭く伸びた③畑崎選手。3着には⑦利川選手をマークしていた2番車の谷本奨輝選手が入り、3連単『5-3-2』での決着となりました。

スタートは後方からの展開でしたが、早めの巻き返しで力強く押し切った鈴木小次廊選手、優勝本当におめでとうございます。見応えある素晴らしいレースでした。

 

次回の平塚競輪場開催は03/29(初日)~03/31(最終日)からの『競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]』ミッドナイトになります。この『競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]』もミッドナイト開催になりますので、

無観客での実施となりますため、場内へご来場いただくことができません。直接レースをご覧いただけないことは大変心苦しいのですが、何卒ご理解いただけますと幸いです。

レースの模様はオンラインライブ配信や専用の視聴サービスを通じてお楽しみいただけます。ご自宅にいながらでも、バンクを駆け抜けるスピード感や、ゴール前の緊張感をしっかり感じていただけるよう、スタッフ一同心を込めてお届けいたします。ぜひオンライン観戦で、選手達へ暖かいご声援を送っていただけましたら嬉しいです。

まだ寒いかもしれないので、暖かい飲み物やアルコールを片手にリラックスしながら観戦できるのもミッドナイト競輪ならではの楽しみ方です。夜を彩る熱いレースを、どうぞゆったりとお楽しみください。

この記事を書いた人

  • 吉田輪太郎
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