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BANKREPORT

湘南バンクポート

2022.08.08

競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]前検日取材

みなさんこんにちは!

明日から久しぶりの開催、ミッドナイト競輪『競輪アプリウィンチケット杯』が始まります。
8月になり、今日は天気も良くとにかく暑い!

検車場内はもちろんエアコンがかかっているのですが、それでも熱気を感じ、じわっと汗をかきながら取材していました??

 

「あれ?もう(指定)練習行ってきたの?」

「いやまだっす」

「え、じゃあなんでそんな汗だくなんだよ(笑)」

なんて会話がどこからか聞こえてきました。

選手のみなさん新陳代謝がとてもいいので、自転車のセッティングや荷物運びなどをしているだけですでに汗だくの選手もいました。

今シリーズミッドナイト。夜はもう少し走りやすい気温になっているといいなあと願います?✨

 

 

今シリーズ地元選手は3名。それぞれ1年ぶりの地元戦となるようです。

まずは1Rに2名

♥86期 宮下 潤選手♥


近況かなり調子を上げてきている宮下選手です。
一時は代謝ギリギリの時もありましたが、現在は70点を越えるところまで点数をあげてきました。

「誰がビックリって俺が一番ビックリしてるよ(笑)。クビになりそうだったのもまだ1年半とかそれくらい前だからね。
最近は練習を室内練習などもしていて、それが自分に合っているのかもしれないね。逆に前はやっていたウエイトなどは今はやってないです。久しぶりの地元戦だけどチャンスある番組を組んでもらってる。でも欲は出しすぎちゃいけないからね、『流れ込めたらいいな。』これくらいの気持ちで走るのがちょうどいいのかもしれないね(笑)」

宮下選手は明日同県桜井利之選手の番手です。久しぶりの1着期待したくなります!

 

 

そしてそのライン3番手をかためるのは
♥88期 岡崎泰郎選手♥


宮下選手とは対照的になかなか苦戦が続いている岡崎選手。

状態について聞いてみると
「去年はケガが多くて。寝転んで(落車の意)ばっかりいるとなかなか感覚が戻ってこなくてね。点数もかなりさげちゃった。周りからは『もっと焦った方がいい』って言われたりするけど、焦っても必ずいい方向にいくわけじゃないし、レースを走りながらなんとか戻していければって思ってるよ。かつては僕が前で宮ちゃん(宮下選手)のことひっぱったりとかもあったけど、今状態では僕が3番手だね。
1歩目の踏み出しに課題があるから、まずはついていくことにしっかり集中したい」

二人はオープニング1Rを走ります。
発走予定時刻は20:40です。

 

そして6Rには
♥79期 柴田功一郎選手♥

キラキラ光る金のネックレスをまとって登場。検車場でも光り輝いていました。
「結婚記念に奥さんにネックレスをプレゼントしたんだけど、自分のもほしくなっちゃって買ったんだ(照れ)。金のご利益は…特に感じてないかな(笑)。」

しかし前回の武雄では1着を2回。柴田選手らしいコースを探しての追込みと意外?な外を追い込んでの1着でした。
「武雄はよかったね。最終日の1着も次地元走るし、外行ってみようと思って踏んだら伸びて良かった。1年ぶりの地元だしかっこいいとこみせられるように頑張ります」

 

ちなみに選手番号が今回1番だった46歳柴田選手。もちろん初めてのこと。


まだまだ気持ちは若手だけど、年齢を重ねて困ったことは『メジャーの目盛りがとチェーンのピンが見えなくなってきたこと』だそうです。

特選を走る川崎健次選手と楽しそうに指定練習に向かいました。

柴田選手は初日6R出場。
22:20発走予定となっています。

 

 

 

 

続いては新人選手をご紹介しましょう?
今回は4名出場します。

 

1R大阪の高本旭(タカモト アキラ)選手

前回の落車は身体そして自転車共に問題はなかったそうです。
「練習は原田隆さんや井上レーシングのみなさんとしています。今回は原田さんに紹介してもらった方にセッティングを見ていただいてかなり変えてきました。以前よりもっとスピードがでるようになっていると思います。
僕は自転車未経験から選手になったので、まだ追走の未熟さや経験値がないので、たくさん乗り込んで頑張っていきたいです。平塚は高速バンクと聞いています。岸和田もそうなので似ているところがあるかもですね。練習のように力を発揮できれば」

 

2R東京の永井哉多(ナガイ カナタ)選手

父に永井隆一選手を持つ哉多選手。
「本デビュー2場所走って)緊張はしてないですが、焦りはあります。そこはたくさん走って変に焦らないようにしたいです。普段の練習は立川で、しかも学校時代から使っている少し重いタイヤで練習しているので、どこに行ってもバンクが軽いと感じますね。持ち味は地脚です。
目標としている選手は平原康多選手で、時々練習を一緒にさせてもらう機会があるんですが、練習の強さはもちろん、その人柄やすべてがかっこいいです。だから平原さんが目標というか平原さんの前で先行することが目標です。そこまで登っていけるように頑張りたいです」
ちなみに名前の最後が平原選手と同じ「多」なのは偶然だそうです。

 

3R福島の五十嵐綾(イガラシ リョウ)選手。

ルーキーシリーズから7月のチャレンジ戦もすべて決勝進出を決めている五十嵐選手。
「脚質はどちらかというと地脚だけど、特にこっちと言えるど極められてはいないです。成績もまとめてるように見えるけど本当にまだまだ弱いんです。つっぱり先行で2周押し切れるように今は意識して走っています。勝ち上がれてるけどまだまだタイムもよくないので、このままでは上では飲み込まれてしまうと思うので、積極的なレースをしながらスピードもあげていくのが今の課題ですね」

終始謙虚な好青年!

 

4R埼玉の加藤将武(カトウ ショウブ)選手。

前回宇都宮で完全優勝。気が早くても特進について聞きたくなります。
「特昇にはこだわっていなくて、いかに自分の思い描いているレースができているかが大事だと思って走っています。それはレースごとに違うけど、まずはしっかり主導権を握ってレースを組み立てられるかどうかですね。そうやってレースができた先に特昇があったらいいなと思います」
なんと素晴らしい受け答えに、先輩たちからのアドバイスとかあったんですか?と聞いてしまったのですが、
「いえ、自分で考えて、こういう考え方になりました」とのことでした(失礼な質問して本当にすみません)

 

4選手それぞれに競輪選手としての在り方やレースに挑む姿勢などを自らたくさん考えているなあと感じました。
また目指す先、目標が明確に見えているようで、そのために今どういう走りをするべきか考えているところもまたすごいなあと思います。
121期の選手は頭脳派が多いのでしょうか?
どんな選手になっていくのか楽しみです??

 

 

 

続いては復帰戦となるこの方。

千葉86期海老根恵太選手。

A級戦を走るのは20年ぶり。かつては110点あった競走得点も1年2か月ぶりのレースということで0点からの再スタートです。
「またこうやってレースを走らせてもらえることがありがたいです。そして変わらず自分のことを応援してくれる人がいたこと待っていてくれた人がいることにも感謝しかありません。
以前はもう人の後ろを回るレースばかりだったので、自力のレース自体もかなり久しぶり。
どこまでやれるか分からないけど、やれるだけやってみたいです。」

 

対戦相手の1人福島の窪木一茂選手

「いきなり当てられちゃいましたね。でも対戦できるのが楽しみです。自力で勝負していきたいです。
競技の疲れはありませんが競輪のレースは違う緊張感がありますね。お客様のお金がかかってるというところで感覚が違うのかも。そういう期待を背負っていることを忘れずにしっかり走りたいです」

 

初日特選1番車は富山の笹倉慎也選手

「平塚はかなり久しぶりですね。印象?たしか寒い時期で重かったような・・・というくらい久しぶりです(苦笑)」
調べたところ2017年11月のS級戦以来でした。
「去年のこの期もA級に降級していたんですが、その時は少し苦戦した記憶があります。今期はまだ3場所ですが、うまく対応できているかなと思っています。川崎→静岡→この平塚と南関3場所続いていて西の僕にとっては厳しい番組も多いですが、どんな時でもなんとかできるようにしないとS級に戻った時に戦えないと思うので」

 

 

明日からは西武園競輪でGⅠオールスター競輪が始まります!

平塚所属選手は松坂洋平選手、和田真久留選手、松井宏佑選手が出場します!

ナイターで行われるオールスターのあとは、ぜひ平塚競輪でミッドナイトをお楽しみください??

画面越しにみなさまのご来場お待ちしてます??

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