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BANKREPORT

湘南バンクポート

2023.03.14

湘南ローズカップ杯 [FⅠ]を終えて

みなさま、こんにちは!

デイレース開催の『湘南ローズカップ杯 [FⅠ]』が3月11日から3月13日までの3日間、行われました。

日中は雨が降って、空気中に舞う花粉が少ない状況でした。

花粉症の方々にとっては少しだけ楽に過ごせたのではないでしょうか?

そんな13日の最終日、11R、12Rに各クラスの決勝戦が行われました。

まずは11R、A級決勝戦で優勝をしたのは・・・

長野県 119期の堀江 省吾 選手でした!

レースは3・2・2の3分戦、スタートをとったのは4番車の佐々木 吉徳 選手が率いる3車ライン、そして残り2周で先に誘導選手を切ったのは2番車の堀江 省吾 選手。

堀江選手の動きにあわせて佐々木選手が後ろに下がっている所を3番車の村田 瑞季 選手がおさえていき、村田選手の考えは打鐘過ぎにスピードを緩めていれば、ラインでの切って切っての展開になり、順番的には最後に佐々木選手が先行体勢になって、村田選手は中団から捲り勝負をしたかったのでは思いますが、佐々木選手の考えは堀江選手と村田選手が主導権争いをして自力選手2人の体力を使わせてからの自力勝負をしようとして、後方で前の動きを見過ぎてしまいそのせいでレースを失敗したかもしれません。

その結果、佐々木選手が動かなかったので周回も残り1周なら、先行しようと腹をくくって村田選手が走りましたが、最終的にはスピードが良く、上がりタイムが11・2の好タイムで捲った、堀江選手が優勝をして、2着には捲られはしましたが先行をした村田選手、3着には金山 栄治 選手で決着が決まりました!

今節の3日間、力強い走りをして完全優勝をした堀江選手、優勝おめでとうございます!

 

続いてはS級決勝戦です。

 

見事、優勝したのは平塚競輪所属選手の119期 北井 佑季 選手 でした‼

今開催のS級決勝戦は2分戦だったのですが、なんと神奈川県所属の選手が5人も出走しました。

そして、もう一つのラインの先頭で走る選手はグランプリ、GⅠのタイトルを持っている、奈良 101期 三谷 竜生 選手でした。

決勝戦が始まる前に自分の中での注目をするところが2つあると考えていました。

一つ目はスタートの位置取りです。

何故かというと、もし三谷選手のラインがスタートが取れたとしたら、勝負所の時に松井 宏佑 選手にあわせてスピードを上げていき、北井選手のインを狙い、北井選手をどかしてしまうリスクがあったのかもしれないからです。

二つ目の注目をしていたところは神奈川ラインがスタートで前を取れた時に、三谷選手が誘導をきりにきた時に松井選手が後ろに下がってしまった場合です。

相手ラインが2車だからといって、3番手から車間を開け詰める勢いで自力を出そうとしても、一つ目で話をしました三谷選手の飛びつき狙いのリスクがあったもしれないからです。

しかし、神奈川ラインの先頭役を務めた、松井選手に前検インタビューをした時に「今開催2勝することが出来ると通算勝利数を100勝に達成ですが、目先の勝利より内容を重視する走りを心掛けて頑張りたい」とコメントをしていて、自分が決勝で何かが起こるのではないかと心配もしていましたが、松井選手の有言実行の走りでなにも文句がない先行をしたと自分は思いました。

そして、その強力なダッシュ力が良い松井選手に戦いを挑み、前に出れないと判断をした、三谷選手が外競り仕掛けに対して番手を死守し、番手から捲ることが出来た北井選手、そして、3番手以降の役割を果たした、和田 真久留 選手、青野 将大 選手、佐藤 龍二 選手のラインの絆で上位独占を決められたのだと思います。

北井選手、優勝おめでとうございます!

5月に平塚競輪場で開催される、日本選手権競輪の活躍も楽しみです!

北井選手の優勝インタビューは☆こちら☆

 

レース後のコメントはこちらです

 

あと、決勝戦5着になってしまった三谷選手でしたが、強力な5車ラインの相手に正攻法に勝負をしていき、何回も踏んでからの5着はやはり調子は悪くないと思いましたので今後も注目していきたいと思いました。

 

さて、次回の平塚開催は3月17日から始まる、平塚では初めてとなるモーニング競輪(A級一・二班戦 7レース制)の『パトカー後部座席賞杯』が行われます!

次回も朝早くから、熱いレースが繰り広げられると思いますので、皆様のご来場お待ちしております。

 

 

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