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BANKREPORT

湘南バンクポート

2023.03.20

明石家サンタPresentsパトカー後部座席賞杯[FⅡ] 終えて

みなさま、お疲れ様です!

暖かな日差しが頬に触れ、心がほわっと温かくなる様な春の陽気を感じさせられる今日この頃ですが、今開催の平塚競輪場では初となる『明石家サンタPresentsパトカー後部座席賞杯[FⅡ]』が3月17日~19日まで行われました。

19日にはモーニング繋がりでモーニング娘。OGの飯窪春菜さんが表彰式とトークショーに来場していただき、会場を盛り上げてもらいました!

そんな最終日のA級決勝戦で優勝をした選手は、

千葉県 89期の山本健也選手でした!

号砲がなり、初手のスタートをとったのは菅野航基選手、中団には4連覇を目指すの中村隆生 選手、6番手からはルーキーチャンピオンで優勝をしたの安彦統賀選手で最後尾には今節動きが良いの谷本奨輝選手による2・3・1・1の細切れ戦でした。

残り2周の誘導退避のところで中村選手は菅野選手のラインが2車だから、抑えにいけば後ろに下がってもらえるだろうと思い、ゆっくりなスピードで抑えにいってしまって、菅野選手に突っ張られてしまい、打鐘の時には5番手まで下がる結果になってしまいました。この時の中村選手の考えは心身ともに勢いがある、安彦選手が中団から先捲りについていき、そのスピードをもらってゴール勝負をするプランを考えていたのかもしれません。

一方、ルーキーチャンピオンで優勝をして、注目されている安彦選手は勝負所で脚を使わずに3番手が取れてしまい、残り1周のホーム線では前に行けるタイミングがありそうだったのですが単騎で走っているから、後ろから来る選手に併せて走れば良いと考えている様に見えました。

結果、最終的には2車でも思い切りの良い先行をしてくれた、菅野選手との車間をあけて他の選手の動きに対応をしようと走っていた、山本選手がゴール前に自転車のスピードが伸びての1着の優勝でした。2着には外から突っ込んできた安彦選手で決着が決まりました!

優勝をした山本選手ですが最近は花粉症で鼻が詰まり、睡眠の質が悪くて疲れが取れにくいと話をしていましたが、それを感じさせない走りを見ていると良い花粉症対策を見つけられたのではないかと思ったので次回会った時にお話を聞いてみたいと思います。

山本選手、優勝おめでとうございます!

 

優勝インタビューはこちら

 

次回の平塚開催は4月22日から、今年初めてのナイター開催の『オッズパーク杯[FⅠ]』が行われます。

ナイター開催は仕事終わりからでも、観戦が出来る時間にやっていますので、皆様のご来場をお待ちしております!

 

 

話は変わり突然ですが、自分の話を書きたいと思います。

自分の競輪学校入学の時、卒業の時に大きな桜を背景に自分を撮った写真がありまして、普段は写真もあまり撮らない方なのですが、その写真は今でも鮮明に思い出せます。

その写真を撮ってくれたのが自分の母親で、その母が最近永眠いたしました。

今年の二月末、その日は綺麗な薄ピンクの綺麗な桜が見える日でした。

早くに咲く種類の桜なので多分、河津桜だったと思います。

長きの闘病生活を送ってから、予想をしない形での永眠になりましたので、悲しみよりもお疲れ様でしたという気持ちでいっぱいです。

自分が競輪選手となったきっかけを作ってくれたのが母の「競輪学校の生徒募集してるよ」の一言でした。

その一言があり、母の勧めもあって約一年半のアマチュア生活を送り、その後に競輪選手となるべく試験を受け、無事に合格して競輪学校に入ることが出来ました。

試験に受かるまでのアマチュア生活でも献身的にサポートしてもらい、それがあったから試験までも日々努力する事ができ、試験にも万全の体制で挑む事が出来たと思っています。

疲れた時にはニンニク丸ごと一個の素揚げ、いつも栄養たっぷりのおかずに、自分専用の大きな器に盛られる大盛りご飯。

昔から良く食べる方でしたが、選手を目指してからはより一層食べるようになったので、今思うと毎日の食事の準備だけでも大変だったと思います。

無事に競輪学校の試験に受かり、競輪学校を卒業し、選手デビューをして、その都度誰よりも母は喜んでくれました。

母の存在が無ければ、自分は今の人生を歩んでいなかったでしょう。

常に献身的なサポートをしてくれた母を尊敬し、母がしてくれた全ての事に感謝し、今後もその尊敬と感謝の気持ちを忘れずに、今の競輪に携われる仕事を一生懸命頑張りたいと思います。

 

 

 

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