皆様、こんにちは。

吉田輪太郎です。

今回のコラムも担当させてもらいました。宜しくお願いします。

暑い夏の夜、ナイター競輪が開催されました。競輪場に足を運ぶと、周囲は熱気で包まれていました。観客たちの期待と興奮が空気を弾ませ、競技場には活気と情熱が溢れているようでした。

灼熱の太陽はすでに沈み、夜の涼しい風が吹き始めていましたが、競輪場はまだ暑さを帯びていました。しかしそんな暑さも、競輪場に集まるファンの熱い気持ちと競技者の闘志によって忘れ去られるようでした。スタンドからは大きな歓声と応援の声が響き渡り、競輪選手たちのモチベーションを高めているようでした。

競輪のレースが始まると、選手たちの鋭いスピードと戦術的な走りが見事でした。熾烈な争いが繰り広げられる中、観客たちは一つ一つの瞬間を見逃さずに見入っていました。特に、ラストスパートの瞬間になると、会場の緊張感が最高潮に達しました。選手たちの一瞬の勝負が、勝敗を分ける重要な瞬間となりました。

暑さと熱戦による過酷なレースにも関わらず、選手たちの笑顔と決して諦めない姿勢には、多くの観客が感動したことでしょう。彼らの努力と情熱に触れることで、私自身も勇気付けられるような気がしました。

競輪のナイター開催は、夏の暑さを乗り越えて楽しむ価値があると思いました。熱い戦いと熱心な応援によって、競技場全体が一つの大きなエネルギーで包まれ、特別な雰囲気が生まれていました。

終盤には疲れも見える選手たちですが、彼らの闘志と努力によって、夜の闇がより一層煌めいて見えました。競輪のナイターは、暑さも忘れるほどの素晴らしいエンターテインメントであり、観客全員が満足したことでしょう。

そんな、平塚競輪場でナイター開催の『ニッカン・コム杯［FⅡ］』最終日にはメインレースとして、各クラスの決勝戦が行われました。

まずはチャレンジ決勝戦で優勝をしたのは・・・

埼玉県　１２３期　友永　龍介　選手でした！

スタートしてからの並びが

③⑤　⑤①⑥　②　④

珍しく誘導員を残したままで残り２周からの動きがなく、打鐘から②友永　龍介選手が一気にカマしていき、先頭に立ちましたが他のラインは動かず最終３コーナー辺りで１２３期達の捲り合戦になり熊崎選手が１着ゴールをして優勝をしました。２着には佐々木　祐太選手、３着には山田　駿斗選手が入着し１２３期のワンツースリーで決着しました。

ただ、自分的には１２３期の同期対決を赤板の残り２周から見たかったと思いましたが、

友永　龍介選手、優勝おめでとうございます！

続きましてはガールズ決勝です。

優勝をしました選手は・・・

和歌山県　１２０期　吉川　美穂　選手でした！

スタートの並びが

⑤　①　➆　②　➂　⑥　④

２周回目の３コーナーで④杉沢　毛伊子選手が⑦吉川　美穂選手をかぶせて抑えて残り２周で④杉沢選手が⑦吉川選手の前に入り、⑦吉川選手の外に③久米　詩選手が併走をしていて、残り１周のホーム線前から⑤加瀬　加奈子選手が一気に加速していき先行勝負をしました。そして最終３コーナーでは⑤加瀬選手の後ろから①當銘　直美、③久米選手、⑦吉川選手の捲り勝負から１着を勝ち取り、優勝をしたのが⑦吉川選手でした。２着には③久米選手、３着には⑤加瀬選手が逃げ残りました。

吉川　美穂選手、優勝おめでとうございます！

あと、この競走で良い走りをしていたと思った選手が加瀬選手で、その理由として長年にわたり自力選手の経験をフルに活用をして、決勝戦で３着に逃げ残るのはとても凄いと思いました。

最後にA級決勝戦です。

A級決勝戦を見事に優勝した選手は・・・

茨城県　９０期　松田　優一　選手でした。

①⑦　③　④⑤　②⑥

の並びのスタートになりました。

残り２周で②山崎　駿哉選手が誘導員を退避させるために前に動き誘導員を退避させたら、再び６番手に戻りチャンスを伺います。①金田　涼馬選手が先行意欲があり、残り１周から一気に加速していき先行していき、①金田選手のスピードも良く隊列が１本棒で３番手で脚を溜めていた③松田選手が追い込んで１着をつかみ取りました。２着には逃げた①金田選手、３着には菊池　竣太朗選手が入り３ー１ー４で決着がつきました。

松田　優一　選手、優勝おめでとうございます！

今回の決勝戦で惜しくも準優勝だった、金田涼馬選手でしたが落車をして骨折をする前の調子が良い時と同じ走りが出来ているそうなので、今後のレースも注目してもらいたいと思います。

次回の平塚競輪場の開催予定は９月４日から『湘南しらす丸八丸杯［FⅠ］』ナイター開催です。９月になれば気温も落ち着いくると思いますので、ぜひ平塚競輪場のご来場お待ちしております！