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BANKREPORT

湘南バンクポート

2020.03.02

くるまクルー杯[FⅡ]を終えて

みなさんこんばんは!木三原さくらです。
平塚競輪本場開催FⅡデイレース『くるまクルー杯』が終了しました。
最終日の今日はチャレンジ、ガールズ、A級1,2班戦、それぞれに熱い決勝戦が繰り広げられました。

まずはチャレンジ決勝。115期は4人勝ち上がり、それぞれに自力の競走を選択しました。
後方からとなった愛知の藤井侑吾選手が動き出します。先行態勢に入ったところを福島の石井洋輝選手がカマシ、藤井選手は石井選手の後ろにはまりました。
しかし落ち着くことなく2コーナー過ぎから番手捲り。そのままゴールまで駆け抜けました!
単騎だった佐賀の天野純平選手が続いて2着。3着には内を追い込んできた鰐淵圭佑が入り高配当の結果となりました。


L級ガールズ決勝戦は、児玉碧衣選手が圧巻の走りを見せてくれました!
打鐘前に他の選手が動き始める中、後方で様子をうかがっているかのように静かに構えていた児玉選手ですが、最終周の1コーナー過ぎからお尻を上げての捲りを開始。
その走りに誰も続くことはできません!2着以下の選手に大差をつけての圧勝となりました。

前検日にお話を伺ったとき、無観客開催は声援がなく、寂しくもあるけど、感じるプレッシャーも少し軽くなるかもしれないと話してくれた児玉選手。
その強さに車券が人気にならないことはほぼありません。
多くのファンが児玉選手に対して「勝って当たり前」と期待して送るその声援はどれほどの重圧なのでしょうか。それでもそのプレッシャーに打ち勝ち、いつも人気にこたえる走りを私たちに見せてくれているのだと思うと、児玉選手の精神面での強さも改めて感じました!


そして最終レースはA級決勝戦。
人気になっていたのは佐賀の113期橋本瑠偉選手。後方から上昇するもそこをさらに福井の伊原克彦選手にきられ、続いた群馬の恩田淳平選手と3番手で並走になり、内に包まれてしまいました。
伊原選手が先頭で後ろの動きを気にする中、ホーム手前から神奈川の巴直也選手が一気にカマシ。地元の柴田健選手もなんとか巴選手に続こうとしましたが、徐々にその差が開いてしまいました。
後続の追い込みを振り切って、巴選手が逃げ切り優勝となりました!

本来なら平塚競輪場では優勝選手の表彰式でシャンパンファイトがあるのですが、今回は無観客ということで、表彰式・シャンパンファイトはなし。
巴選手にはまた次平塚に出場した時に、再度優勝してシャンパンファイトを期待したいです!!!



3日間競輪場にいましたが、場内は本当に静かでした。
1センターのオーロラビジョンは真っ黒で何も映っていないのに、ふとした瞬間につい見てしまいました。それも何度も。
もう平塚競輪にいるときのクセになっているみたいです。
いつもと違った平塚競輪の本場開催に違和感と寂しさを感じた3日間でした。
1日でも早く不安な日々が解消され、また平塚競輪場が活気にあふれる日がくることを心待ちにしています。

3月17日からはジャパンカップ・湘南ローズカップ戸川杯[FⅠ]が開催されます。
地元S級1班桐山敬太郎選手や松坂洋平選手をはじめ、豪華メンバーが平塚競輪場で戦う予定です!
どうかどうかみなさんと一緒に楽しめることを願っています。
それまで健やかに元気にお過ごしください。

また次回の平塚競輪をお楽しみに!♡

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