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BANKREPORT

湘南バンクポート

2026.01.01

『KEIRINグランプリ2025[GP] 寺内大吉記念杯競輪[FⅠ]』を終えて

皆様、こんにちは!

吉田輪太郎です。

12月28日から12月30日まで平塚競輪場では『KEIRINグランプリ2025[GP] 寺内大吉記念杯競輪[FⅠ]』が開催されました。

3日間にわたる開催期間中、それぞれのグランプリが次々と行われ、スタンドからは途切れることのない熱い声援が送られました。

そして迎えた最終日の30日には、実に2万5857人ものお客さまがご来場。場内は大きな期待と興奮に包まれ、グランプリは最後まで大いに盛り上がりました。

 

まず、12月28日に行われた、ヤンググランプリを優勝した選手は・・・
北海道 125期 中石 湊 選手でした!


レースを振り返ります。
まず初めに、スタートを取ったのは9番車の森田一郎選手でした。
並びが ➈②④ ➀⑦ ⑤ ③ ➅ ⑧ から始まります。

動きがあったのは、残り2周の赤板前でした。

8番車の梶原海斗選手が前へと上がっていくと、5番車の阿部英斗選手もそれに続き、誘導員を退避させて先頭に立ちました。⑨森田選手は3番手に下がり様子をうかがっていると、残り1周半の打鐘で、1番車の西田優大選手と7番車の黒瀬浩太郎選手による広島ラインが主導権を握り、他ラインの動きを警戒しながら先頭でレースを進めます。

しかし、その3番手にいた⑧梶原選手が、単騎で奇襲のカマシ先行に出ます。

そこへ2番手にハマった①西田選手が車間を詰め、番手発進を狙ったその時、後方から3番車の中石湊選手が物凄いスピードで一気に捲ってきました。

最終4コーナーを過ぎてからの直線勝負では中石選手が先頭に立ち、その勢いのまま1着でゴールイン。2着には脚を溜めて捲り追い込みを見せた⑨森田選手、3着には③中石選手の後位で脚を溜め、しっかりマークしていた6番車の栗山和樹選手が入り、結果は3連単『3-9-6』で決着となりました。

大外から、持ち味であるトップスピードを存分に発揮しての見事な優勝をしました中石湊選手、本当におめでとうございます!

 

 

続きましては、12月29日に行われたガールズグランプリを優勝した選手は・・・

神奈川県 114期 佐藤 水菜 選手でした!

レースを振り返ります。

並びが ⑤ ④ ③ ➀ ⑥ ⑦ ② で始まります。

残り2周の赤板あたりから、4番手にいた1番車の佐藤水菜選手が車間を開け、周囲の動きを慎重に伺っていました。そこへ最後方にいた2番車の児玉碧衣選手が上がってきて佐藤選手の前に入り、4番車の梅川風子選手は一気に先頭へ。さらに7番車の山原さくら選手も前へと踏み込み、先頭争いはめまぐるしく入れ替わっていきます。

そして、打鐘を過ぎた2センター付近から、➀佐藤選手が一気にカマして先行。その後ろには②児玉選手が番手でハマりました。➀佐藤選手は常に後続の動きを警戒しながら力強く先行をキープ。最終2コーナーでは、5番車の尾崎睦選手が渾身の捲りを放ち、番手の②児玉選手の位置まで迫ります。

最後の直線、➀佐藤選手は強烈な踏み直し! その勢いのまま1着でゴールイン。2着には、②児玉選手と並走しながら番手を確保した⑤尾崎選手、3着には脚を溜めていた3番車・久米詩選手が入り、

3連単は『1-5-3』で決着しました。

力強い先行からの逃げ切りで、年間GPグランドスラムを達成!

佐藤水菜選手、本当におめでとうございます!

 

 

続きましては、30日に行われた寺内大吉記念杯競輪を優勝した選手は・・・

岐阜県 117期 山口 拳矢 選手 でした!

レースを振り返ります。

号砲が鳴り、スタートを取ったのは5番車の中野慎詞選手でした!

並びが⑤⑨ ②➆⑧ ③ ➀ ⑥④で始まります。

最初に動きを見せたのは、6番車の後藤大輝選手でした。

じわりとスピードを上げながら前へと上がっていき、主導権を握りにいきます。しかし、ここで5番車の中野選手が冷静に対応。しっかりと突っ張って抵抗し、⑥後藤選手を先頭には出させません。先頭付近では力の入った位置取り争いが続き、レース全体が一気に緊張感を帯びてきます。

やがて打鐘が鳴り響き、勝負が大きく動き出します。

2番車の森田優弥選手が勢いよくスパートすると、そのまま一気に前へ出て先頭を奪取。強気の姿勢で主導権を握り、先行勝負に持ち込んでいきます。隊列が縦に伸び、各選手ともポジションを守るために必死の追走となりました。

その流れに巧みに乗っていったのが、3番車の山口拳矢選手。

スムーズに車を進めて4番手を確保し、チャンスをしっかりと見極めながら脚を溜めていきます。レースは最終周回へ。観客の期待が高まる中、勝負どころの最終2コーナーに差しかかった瞬間、③山口選手が満を持して捲りを発動しました。

一気にスピードを乗せ、外から豪快にまくり上げていく③山口選手。

その後ろでは⑤中野選手が懸命に追走し、必死に差を詰めようとします。しかし、勢いに乗った③山口選手のスピードは落ちることなく、後続との差をみるみる広げていきます。

直線に入っても脚色は衰えず、力強い伸びでそのまま1着ゴール。会場を大きく沸かせる見事なフィニッシュとなりました。2着には、③山口選手を追いかけ続けた⑤中野選手。3着には、その⑤中野選手をマークして冷静に立ち回った9番車の守澤太志選手が入り、

3連単は『3-5-9』での決着となりました。

単騎での勝負ながら、ここ一番での判断力とスピードを存分に発揮し、一発勝負を鮮やかに決めての優勝した山口拳矢選手、本当におめでとうございます!

 

 

そして、最後にKEIRINグランプリ2025を優勝した選手は・・・

神奈川県 99期 郡司 浩平 選手でした。

レースを振り返ります。

まず、スタートを取ったのは9番車の古性優作選手でした。

そこから、初手の並びが ②➆➈④ ➀ ⑥ ③⑤ ⑧ で始まります。

残り2周半を過ぎたあたり、重苦しい緊張感に包まれる中で最初に動きを見せたのは、3番車の眞杉匠選手を先頭にした関東ラインでした。じわりとスピードを上げながら前団へと進出し、主導権を握りにいきます。これに対して、先頭に構えていた2番車の寺崎浩平選手も簡単には譲りません。突っ張り気味に踏み上げ、押し返す形で真っ向勝負。ここで早くも激しい主導権争いとなりました。

やがて、③眞杉選手は強引に先頭を奪い切ることはせず、攻め方を切り替えます。視線の先は、②寺崎選手の番手を走っていた7番車の脇本雄太選手。外から並びかけるようにして競りを仕掛け、番手を巡る攻防は一気にヒートアップ。②寺崎選手の後ろは、互いの思惑がぶつかり合う混戦状態となり、隊列が落ち着かないまま周回が進んでいきました。

そのスキを見逃さなかったのが、後方に構えていた8番車の嘉永泰斗選手です。

タイミングを見計らい、一気にスピードを乗せてカマシ気味にスパート。誰も対応しきれないほどの勢いで前へと踏み込み、最終2コーナーに差しかかる頃には堂々と先頭に躍り出ました。スタンドからもどよめきが起こり、レースはいよいよクライマックスへ向かっていきます。

しかし、その⑧嘉永選手のさらに外側から、静かに勝機を狙っていた1番車の郡司浩平選手が動きます。

溜めていた脚を解放するように鋭く加速し、渾身の捲りを発動。⑧嘉永選手をとらえると、そのまま力強く前へ前へと踏み切り、直線では誰も寄せつけない走りで一気にトップへ。ついに、神奈川勢として初となるグランプリ制覇を成し遂げました。2着には、①郡司選手の後ろで冷静に立ち回り、マークに専念した6番車・阿部拓真選手。3着には、道中しっかりと脚を溜め、勝負どころで鋭く伸びた5番車・吉田拓矢選手が入り、3連単は『1-6-5』での決着となりました。

重圧のかかる一戦で、勝負どころを逃さず、堂々たる走りを見せた郡司浩平選手。

来年1年は、S級S班の「1番車」としてトップに立ち、さらなる戦いへ挑みます。

グランプリ優勝、本当におめでとうございます!

 

 

今年最後の開催は、皆さまお楽しみいただけましたでしょうか。3日間にわたって熱いレースが繰り広げられ、多くの声援に包まれながら無事に最終日を迎えることができました。

次回の開催は1月8日から1月10日までの『湘南クリーンサイクル杯[FⅠ]』が行われます。

そして来年は、いよいよ『第80回日本選手権競輪[GPⅠ]』が平塚競輪場で開催されます。選手たちの頂点を懸けた戦いに、ぜひご期待ください。

本年も多くのご来場と温かいご声援を賜り、誠にありがとうございました。

来年も変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

どうか良いお年をお迎えください。

この記事を書いた人

  • 吉田輪太郎
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