2025.01.20
『競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]を終えて』
3日間にわたって開催された2025年平塚競輪最初の開催。
ミッドナイト競輪『競輪アプリウィンチケット杯』が終了しました。
最終日始まる前は少し雨がぱらついた平塚市内でしたが、3日間を通して落ち着いたコンディションの中でレースが行われました!
ただ、期初めということもあってかミッドナイトらしい1番車の選手の1着というのは少なめだったように感じます。
最終日に関しては1番車の選手の1着は最終の9Rのみ。さらに言えば1番車の選手が着外のレースも半分以上あって、この時期のミッドナイトの罠(⁈)を感じました。
さて最終日に行われた2つの決勝戦。
8Rチャレンジ決勝で優勝したのは栃木の岡部陸斗選手。今年初優勝でした!
勝ち上がってきた中で岡部選手には唯一ラインができ、しかも関東で4車の長いラインとなりました。対する同期3人は単騎。
初手2番手の位置から、同期の細中選手吉田選手が前を切った上を打鐘で叩いて先行した岡部選手。そのまま3番手までは出切って岡部選手の先行、4番手の位置からの細中選手、そして後方からの小川選手、同期の捲り返しを寄せ付けずそのまま逃げ切り優勝を決めました。
ラインで3着まで独占!
前検日に取材した時「ラインで勝ち上がること」を大切にしていると話してくれた岡部選手。それが決勝戦で自分のためになるということでしたが、まさにその通り唯一のラインを生かした積極策からの優勝で、感服でした。
岡部選手の3日間の戦い方というのを次走も注目して応援したいです!
そしてA級優勝は愛媛の薦田将伍選手。A級に降級後初戦を優勝で飾りました。
初日特選から前々に踏むレース、2日目の準決勝は逃げ切りを決めていた薦田選手。
S級では自在選手の印象もありましたが、A級では流石の自力といった様子で状態も良さそうに感じました。
決勝戦は長崎の小柳選手をマーク。
栃木の福田選手が先行し、小柳選手は前受けから引いて5番手捲り不発になった後、2センターあたりから薦田選手自ら追い込んで行きました。
最後の直線逃げた福田選手をとらえての優勝でした!
優勝インタビューを聞いていると、落ち着きと余裕を感じました。
3年半のS級生活でたくさんの猛者たちと戦ってきた経験がしっかり薦田選手の中にあるのだなあと感じました。冷静で余裕の走り。今期A級戦での活躍が期待されますね!
そして再びS級の舞台への復活を応援したいです!
次回平塚競輪はFⅡデイレース『富士通フロンテックカップ』が開催されます。
開催2日目と3日目の2月1日2日は場内イベントも盛り上がっていきそうですよ〜!
初心者教室もあるので、競輪知らない方もぜひご来場ください?
この記事を書いた人
- 木三原さくら