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BANKREPORT

湘南バンクポート

2025.04.10

『競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]』を終えて

皆様、こんにちは!

コラムを担当します、吉田輪太郎です。

よろしくお願いいたします。

ついこの間までの寒さが嘘のようにやわらぎ、日中は上着がいらないほどのあたたかさを感じるようになりました。気がつけば桜も満開を迎え、道ばたや公園では、やさしい春の色に包まれた景色が広がっていますね。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

私も先日、近くを散歩しながら春の空気をゆっくりと味わってまいりました。あちこちで桜が咲き誇り、やわらかな風に花びらが舞う様子を眺めていると、なんともいえない穏やかな気持ちになりました。春の陽気の中を歩く時間は、忙しい日々の中でちょっとしたリフレッシュにもなりますね。

春は何かと環境が変わる季節でもあり、慌ただしい毎日を送っていらっしゃる方も多いかと思います。それでも、ふと見上げた桜に癒されたり、春風に気持ちがほぐれたりする、そんな小さなひとときがあるだけで、心がふっと軽くなるものですね。

季節の変わり目でもありますので、体調を崩しやすい時期でもあります。どうぞお身体には気をつけて、ゆったりと春を満喫してくださいね。

 

そして、4月9日には2つの決勝戦をメインとしたレースが行われました。

 

まず初めに、

8レースⅬ級ガールズ決勝戦で優勝をした選手は・・・

 

静岡県 116期 久米 詩 選手でした。

 

レースを振り返ります。号砲が鳴り、スタートを取ったのは5番車の田中月菜選手でした。

初手の並びが ⑤ ➀ ⑥ ② ③ ④ ⑦ から始まります。

そして、動きがあったのは残り1周半の打鐘。後方7番手から一気に仕掛けたのは、7番車の中村美那選手。先頭に躍り出ると、その後はスピードを落として、他の選手の動きをじっくりと伺います。

そこを狙って、2センターから2番車の小林優香選手が鋭いカマシ先行。すぐ後ろには、3番車の西脇美唯奈選手が②小林選手をマークしてしっかりと付いていきました。3番手争いでは、内側に5番車の田中選手、外側に1番車の久米詩選手が並走する展開になりました。

そして3コーナー、③西脇選手が番手捲りを仕掛けますが、先行する②小林選手にうまく併せられてしまいます。しかしその最終2センター、大外から➀久米選手が豪快に捲っていき、そのままの勢いで見事1着ゴールを決めました!

2着には、➀久米選手をしっかりとマークしていた4番車の小泉夢菜選手。そして3着には、脚を溜めていた6番車の成田可菜絵選手が入り、3連単1-4-6で決着が着きました。

これで久米詩選手は、なんと4場所連続の完全優勝を達成!おめでとうございます!

 

 

続きまして、

A級決勝戦で優勝をした選手は・・・

 

佐賀県 115期 立部 楓真 選手でした。

号砲が鳴り、スタートを取りにいったのは1番車の近藤夏樹選手でした。

まずは、 ②➀➃ ⑦ ③➅⑤ から始まりました。

動きがあったのは残り2周赤板の手前から3番車の立部楓真選手が早めに仕掛け、誘導員を退避させると一度は5番手に戻る慎重な立ち回りを見せます。

先頭では2番車の小池千啓選手が③立部選手の動きを警戒しながら、ジワジワとペースアップ。しかし、その様子を見計らった③立部選手が再びカマしていき、最終2コーナーで力強く先頭に立ちます!

この動きに、③立部選手の3番手に位置していた5番車の近藤修康選手は離れてしまい、隊列が一気に崩れます。②小池選手も③立部選手にいかれてしまうと、そこから1番車の近藤選手が機敏に反応。②小池選手の後位を切り替え、ポジションを3番手にキープします。

勢いそのままに捲りを狙った➀近藤選手ですが、内外線を外したわずかな隙を突いたのは4番車の長田祐弥選手が内側から鋭く勝負に出る激しい攻防になりました。

しかし、直線でしっかりと踏み直したのは、③立部選手が最後まで先頭を守り抜き、見事1着でゴールを駆け抜けました!

2着にはその③立部選手をしっかりとマークしていた6番車・高橋清太郎選手、そして3着には鋭い切り替えから捲りを狙った➀近藤選手が入り、3連単3-6-1の決着が着きました。

そしてこの勝利で、立部楓真選手は見事に完全優勝を達成しました。

展開を読み切った大胆なカマシ、最後まで集中を切らさなかったレース運びをして堂々たる勝利でした。立部楓真選手、おめでとうございます!

 

 

次回の開催は5月1日から5月3日までの3日間『競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]』ミッドナイト開催が行われます。『競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]』ミッドナイト開催に関しまして、レースは無観客での実施となりますので、ご来場が出来ません。お客様には直接ご観戦いただけないことを心よりお詫び申し上げます。

なお、レースの模様はオンラインライブ配信や専用の視聴サービスを通じてご覧いただけます。ご自宅からでもレースの迫力や興奮をお楽しみいただけるよう、スタッフ一同全力でお届けいたしますので、ぜひオンライン観戦にてご声援をお願いいたします。

 

この記事を書いた人

  • 吉田輪太郎
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