2024.09.29
『楽天・ケイドリームス杯[FⅡ]』を終えて
皆様、こんにちは!
今回のコラムも担当します。
吉田輪太郎です。
宜しくお願い致します。
最近は気温が安定せず、朝夕の冷え込みや日中の暑さが交互に訪れることが多くなっていますが、お変わりなくお過ごしでしょうか?このような時期は、気温の変化に体がついていかず、体調を崩してしまう方も少なくありません。どうぞ無理をなさらず、体調管理には十分お気をつけください。特に、季節の変わり目は、免疫力が低下しやすいと言われていますので、バランスの取れた食事と十分な睡眠を心がけ、少しでも疲れを感じたら早めに休むようにされると良いでしょう。日々の忙しさの中で、健康が何よりも大切ですので、どうぞご自愛ください。
さて、平塚競輪場で9/26(初日)~9/28(最終日)で『楽天・ケイドリームス杯[FⅡ]』ナイター開催が行われました。
9/28の最終日には2つの決勝戦をメインとしたレースが行われました。
11R A級チャレンジ決勝戦で優勝をした選手は・・・
神奈川県 119期 塚本 瑠羽 選手でした!
号砲が鳴り響き、スタート直後から激しいポジション争いが繰り広げられました。Sを取ったのは、4番車の角田光選手でした。初手の並びは、④⑥ ②⑤ ③⑦ ①となりました。
残り2周半の段階で、最初に動きを見せたのは3番車の岩元叶馬選手で、前方へと進出していきました。④角田選手は誘導を残したまま後方に下がり、③⑦の中近ラインに追走していた1番車の塚本瑠羽選手が前へと躍り出ます。残り2周の赤板で誘導員が退避すると、2番車の貝原涼太選手が勢いよく先頭を奪いに行きます。そして、残り1周半の打鐘が鳴ると同時に、後方から④角田選手が再び先頭を奪い、各ラインの動きが一層激しくなりました。
④角田選手が素晴らしいスピードで先行していく中、最終2コーナーでは②貝原選手と③岩元選手が捲りを仕掛け、最終2センターにおいて④角田選手、②貝原選手、③岩元選手が横並びになり、白熱した優勝争いが繰り広げられました。そして、最終4コーナーを過ぎてからの直線勝負では、1番後方から大外を回り、目を見張るような勢いでスピードを伸ばした1番車の塚本選手が見事1着ゴールを果たしました。2着には③岩元選手、3着には②貝原選手が入り、3連単1-3-2で決着となりました。
続きましては、12R A級決勝戦で優勝をした選手は・・・
埼玉県 125期 森田 一郎 選手でした!
レースを振り返ります。
号砲が鳴ると、スタートで飛び出したのは2番車の森田一郎選手でした。初手の並びは、②⑥⑦、⑤①、④③という隊列となりました。
4番車の比佐宝太選手が、残り2周半のバック線から早めに動き、前方に進出しました。残り2周の赤板の時点で先頭に立つと、そのタイミングで5番車の小林稜武選手が先頭に躍り出ました。先頭に出た小林選手は、他のラインの動きを警戒しながら徐々にスピードを上げ、先行勝負を挑みました。
一方、3番手に位置していた比佐選手は車間を開け、捲りの態勢を整えつつ発進のタイミングを見計らっていました。その際、2番車の森田選手が勝負どころを見極め、5番手から鋭いスピードで捲りを仕掛けました。そして、一気に先頭に立った森田選手は加速を続け、他の選手を引き離しながら見事1着ゴールを決めました。
2着には、森田選手に捲られた後も森田選手を追いかけた4番車の比佐選手が入り、3着には先行して逃げ切った5番車の小林選手が入りました。自力選手たちがそれぞれの力を存分に発揮した、見応えのあるレースで、3連単2-4-5で決着しました。
今開催で見事に6連勝を決めた森田選手ですが、次走の西武園競輪場で完全優勝を果たすと、S級に特別昇級が決定します。その瞬間はぜひ見逃せませんね。
森田一郎選手、優勝おめでとうございます!
次回の平塚競輪場では、10月6日から8日までの3日間にわたって、『湘南しらす丸八丸杯[FⅠ]』のナイター開催が行われます。日が落ちた後の夜のレースは、通常の昼間とは一味違う興奮を味わうことができる特別なイベントです。この期間中は、スリリングなレースが次々と繰り広げられ、観客の皆様には熱気に包まれたひとときを楽しんでいただけること間違いありません。
また、レースだけでなく、さまざまなイベントも同時に開催されますので、ご家族や友人と一緒に訪れても楽しめる内容が盛りだくさんです。そして、競輪場内の食堂や売店では、地元の美味しい料理やお飲み物がご用意されています。
ぜひ、この機会に平塚競輪場に足を運んでいただき、白熱したレースと共に、美味しい食事やイベントをお楽しみください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
この記事を書いた人
- 吉田輪太郎