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BANKREPORT

湘南バンクポート

2025.10.16

『楽天Kドリームス杯[FⅡ]』を終えて

こんにちは!

吉田輪太郎です。

剥離骨折をした箇所からは、ようやく新しい骨が形成されてきており、少しずつ回復の兆しが見えてまいりました。しかし、医師の診断によりますと、骨の安定や周囲の組織の回復にはもう少し時間が必要とのことで、引き続き2~3週間ほどは安静にして過ごすようにとのことです。

焦らずしっかりと治療に専念し、完治を目指していきたいと思います。

 

平塚競輪場では10月13日(日)から15日(火)までの3日間、『楽天Kドリームス杯[FⅡ]』が開催されました。

そして、10月15日の最終日は3つの決勝戦がメインとしたレースが行われました。

 

まず、1つ目の9レースA級チ決勝で優勝をした選手は・・・

兵庫県 127期 一守 大葵 選手でした!

レースを振り返ります。

 

号砲が鳴り、スタートを取ったのは1番車の鈴木小次廊選手。

並びは➀⑦④ ③ ②⑤⑥でレースが始まります。

動きがあったのは残り2周の赤板前から2番車の一守大葵選手が勢いよく前へと踏み上げ、先頭に立とうとしましたが、➀鈴木選手の突っ張りにあい、いったん元の位置の5番手まで下げる展開となりました。

打鐘が鳴ると同時に、先頭の➀鈴木選手は②一守選手の動きを警戒しながら、残り1周のホーム線からスピードを上げていきます。その動きを見逃さず、②一守選手も一気にペースアップしていきました。

バック線過ぎに逃げる➀鈴木選手を捉えると、最終2センターで②一守選手が先頭に立ちます。

直線勝負では②一守選手と、その後ろに続く5番車の坂田学選手との激しい勝負になり、

最後は②一守選手が堂々と押し切って1着でフィニッシュを決めました。

2着にはわずか半車輪差まで迫った⑤坂田選手、3着には単騎で脚をためて好スピードを見せた3番車の小林和彦選手が入り、3連単は『2-5-3』で決まりました。

今開催、見事に完全優勝を達成した一守大葵選手、本当におめでとうございます!

 

 

続きましては、10レースL級ガ決勝で優勝をした選手は・・・

静岡県 116期 久米 詩 選手でした!

号砲が鳴り、まず最初の並びが⑤ ➀ ② ③ ⑥ ⑤ ④ ⑦から始まります。

レースの動きがあったのは、打鐘が鳴ったあとでした。

スローペースの中、最後方7番手に構えていた7番車の佐藤亜貴子選手が、残り1周の4コーナーから一気にスパートをかけ、豪快に先頭へとカマしていきました。

その、⑦佐藤選手の番手争いは激しく、内側から5番車の五味田奈穂選手、真ん中に1番車の久米詩選手、外側に6番車の奥井迪選手が並び、3車が横一線の攻防にから、最終2コーナーを迎えると⑤五味田選手が勢いよく捲りに出ます。それに反応した➀久米選手がスイッチし、さらにその後方から⑥奥井選手も続く形で一気にスピード戦へ。

最終4コーナーで⑤五味田選手が先頭に立ち、直線勝負にもつれ込みますがゴール線直前で➀久米選手が鮮やかに差し切り、見事1着でゴールを決めました。2着には惜しくも逃げ粘った⑤五味田選手、3着には鋭く追い込んだ⑥奥井選手が入り、

3連単は『1-5-6』で決まりました。

チャレンジ決勝戦に続き、L級ガ決勝を完全優勝で締めくくった久米詩選手、堂々たる走りでの優勝おめでとうございます!

 

最後に11レースA級決勝を優勝した選手は・・・

福島県 88期 金成 和幸 選手でした!

号砲が鳴り、スタートを取ったのは1番車の石橋慎太郎選手。

初手の並びは②⑤➀ ⑥④ ③⑦でレースがスタートしました。

動きがあったのは残り2周の赤板前、後方から3番車の依田翔大選手が上昇し、先頭へと立ちます。

その動きを見て、6番車の中釜健次選手がすかさず③依田選手を抑えにかかり、さらに打鐘前には2番車の下井竜選手が主導権を握って再び先頭になりました。

先頭に立った②下井選手は他のライン勢を警戒しながらマイペースの先行策をしていき、最終1センターから一気にスピードを上げ、勝負をかけていきました。

最終2コーナーでは⑥中釜選手と③依田選手が果敢に捲りを仕掛けますが、②下井選手の掛かりが良く、先頭を譲りませんでした。

迎えた最終の直線勝負では、②下井選手の番手から抜け出した5番車の金成和幸選手との一騎打ちになり、最後は⑤金成選手が力強く踏み切り、見事1着でゴールイン!2着には逃げ粘った②下井選手、3着には4番車・小谷実選手が入り、3連単は『5-2-4』で決まりました。

自分はすでに引退しましたが、同じ88期の仲間がこうして力走し、結果を残している姿を見ると、胸が熱くなり、自分もまた頑張らねばという気持ちが込み上げてきました。

金成和幸選手、本当に優勝おめでとうございます!

 

 

次回、平塚競輪場の開催は10/24(初日)~10/26(最終日)『競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]』ミッドナイトになります。『競輪アプリウィンチケット杯[FⅡ]』ミッドナイト開催に関しまして、レースは無観客での実施となりますので、ご来場が出来ません。お客様には直接ご観戦いただけないことを心よりお詫び申し上げます。

しかし、ミッドナイト競輪はすべてのレースがネット投票・配信限定で展開されており、スマートフォンやパソコンやオンラインライブ配信や専用の視聴サービスがあれば、どこからでも気軽に参加・観戦が可能です。ご自宅でのんびりとリラックスしながら、ドリンク片手にレースを楽しむも良し、お風呂上がりのひとときに白熱の勝負に胸を躍らせるも良し、日常の夜時間を、ほんの少し特別なものに変えてくれる、それが平塚ミッドナイト競輪の魅力です。

ぜひ、皆様のご視聴お待ちしております。

この記事を書いた人

  • 吉田輪太郎
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