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BANKREPORT

湘南バンクポート

2019.10.10

多摩川電気杯[FⅠ]を終えて

みなさんこんばんは!
今日は多摩川電気杯最終日。
爽やかな秋の風が吹く中、決勝戦が行われました。

A級とS級の決勝戦は対照的なレースになりましたね!

A級決勝は2車ラインが4つに単機が1人の超細切れ戦。
目まぐるしく各ラインが位置を求め動いていきました。
最終的に残り一周先頭に立ったのは静岡の吉竹尚城選手。
しかしすかさず単騎だった高知の宗崎世連選手が巻き返しバックストレッチを先頭で通過。このまま宗崎選手の優勝かと思いきや、吉竹選手が再び差を詰め、その番手から山本健也選手が直線追い込んでの優勝となりました!
山本選手の前の吉竹選手との連携をギリギリまで崩さず、落ち着いた追い込みに、私は余裕すら感じてしまいました。
準決勝では別ラインの番手を奪う競走も見せて、その自在性、番手選手としても魅力が増してきましたね!

そんな山本選手のレース後インタビューを読んでみると…
吉竹選手の強さを信じていたからこその落ち着きだったようです。
同地区で何度も連携をしていく中で、お互いの強さを認めあい、それが結果に結びついていくというのも競輪の面白さだなと感じました!
次回は一緒にワンツーをということなので、吉竹尚城選手と山本健也選手コンビを覚えておきたいですね!


そしてS級決勝は南関東5車ラインVS中部2車ラインと単騎2人。A級決勝戦とは違って長いラインができました。
5車ラインの先頭を回ったのは初日二日と先行で魅せてきた静岡の大石剣士選手でした。
残り2周から突っ張り先行。最後の1周で巻き返しにきた三重の皿屋豊選手のスピードも良かったように感じましたが、大石選手の番手から千葉の田中晴基選手に捲りを打たれて苦しくなってしまいました。
ただ競輪はゴールするまで結果はわかりません。
最終的にラインの4番手にいた内藤秀久選手が直線で田中選手と3番手の鈴木裕選手の中を割っての1着ゴール。約1年ぶりに平塚競輪で優勝を決めました。


前検日に初日特選の並びについて、
「(田中選手、鈴木選手の)2人にはいつも世話になっているからどっちがラインの先頭を回っても俺は3番手を固めるよ」と話してくれた内藤選手。
ラインを大切にする頼りになる追込み選手です。
それでも競輪は勝負の世界。最後の直線はライン関係なく、皆が1着を目指して力を振り絞ります。割って追い込んできた内藤選手強かったですね!
勝った内藤選手がレース後コメントでラインを組んだ選手たちを讃えていたのも印象的でした。

競輪のラインのあり方は初心者さんには分かりにくいところかもしれません。
私自身も初心者の頃は難しく思ったし、今でもそこに矛盾を感じる瞬間もありますが、それも競輪の魅力の1つだと思っています。
競輪ファンそれぞれに思うラインのあり方、仲間なのか、敵なのか、レース前にそんな話をみんなで話している時間も私はすきです。

ラインの長さは対照的だった2つの決勝戦ですが、それぞれにラインの結束を感じることができました。

最終日のレース後コメントも平塚競輪ホームページに乗ります!ぜひチェックしてくださいね!
選手のコメントを読んだ後、レースを見返してみるとまた面白いですよ^^





次回の平塚競輪は10月20日から3日間、FⅡナイターDMM競輪杯です!
開催中、初日20日(日)と最終日22日(火)には優勝賞金3万円のカラオケ大会が開催されます!
競輪を楽しみつつ自慢の歌声を披露してみてはいかがでしょうか?
第2回カラオケ大会詳細

また20日には大人気の水族館がやってきます!
詳細はまた平塚競輪ホームページに掲載されると思うのでチェックしてみてください。

最後に・・・
大きな台風が近づいていますね。
早め早めの対策で、安全を確保してくださいね。
くれぐれもお気を付けください!

次回もまたみなさまにお会いできますよう、平塚競輪で待ってます♪

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